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●伝説のハードロック・バンド“紫”第二幕スタート！

1970年、リーダーのジョージ紫 (Key)を中心に、オキナワンロックを代表するバンド「紫」が結成されてから、1976年４月『MURASAKI』(1stアルバム)、同年12月に『IMPACT』(2ndアルバム)、1977年にライヴ･アルバム『DOIN' OUR THING』を発表。途中メンバーチェンジや改名をしながら、解散。上記の３作に加え、関連CDの発表はあるものの、スタジオ録音としては３作目で、実に34年ぶりとなる“紫”のCD『PURPLESSENCE(パープレッセンス)』が６月９日に発売された。

ファンや音楽界・ロック界にとっては長すぎる沈黙…。しかし活動をまったくやめていたわけではない。今回2010年に繋がる前身として2007年の再結成があり、そしてついにリーダーのジョージ紫(Key)、Chibi(Dr)、GG(G)、清正(G)、JJ (Vo)、Chris(B)のメンバーで2010年、新しい“紫”がスタートした。

●34年ぶりの新アルバム『PURPLESSENCE』

６月27日。コザの7th Heavenは超熱気に包まれた。街に待ったリリース記念ライブが開催。前売りはしていないというのに、記念ライブの告知があった途端、予約電話が殺到したそうだ。それほど待ち焦がれていたファンが多かったということだろう。

往年のファンから、若い層の新しいと思われる幅広いファン層に応えるメンバーたち。豊かなパフォーマンスとハイトーン・ヴォイスで魅了するJJのボーカル。重厚で洗練されたプレイ。その熱気が冷めぬ７月４日(日)には、『第28回 Peaceful Love Rock Festival』にも出演。

次のライブに向けてメンバーが練習に集合した日、ジョージ紫氏に直接お話を伺うことができた…