2008年07月01日
「エコアイランド宮古島」宮ロック&うちエコ&スモールハンズ

島だからこそ、やるべきこと、できること
ECO MIYAKO ISLAND
地球温暖化防止対策、カーボンオフセット、排出権取引、アースデイ、温室効果ガス、フードマイレージ、世界環境デー、循環型社会形成推進基本法、ロハススタイル、京都議定書、3R、循環型社会形成推進基本法、チーム・マイナス6%、グリーン電力etc…。どれもよく耳にする環境やエコに関する用語ですが、みなさんは正直なところ、どれだけ知っていて、どれだけ理解できていますか?それぞれに意義やメッセージが込められており、実際に深刻な問題でもありますが、その一方で、いまひとつピンと来ていないのも事実ではないでしょうか?それはきっと、これらすべてを完璧に満たすことが、残念ながら今はまだ難しい状況にあるからではないかと思います。
しかし、これだけたくさんのヒントがあるからには、ひとつくらいは小さな一歩として始めることができ、続けていけるものがあるはずです。宮古島ではそんな取り組みのひとつとして、2008年3月31日に「エコアイランド宣言」を制定しました。小さな島だからしなくてはならないこと、小さな島だからやれることがそこにあるから。
宮古アイランドロックフェスティバル
SAVE THE SEA SAVE THE SKY

梅雨も明け、早くも夏本番が到来した6月21日(土)、MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL 2008(通称:宮ロック)が宮古島コースタルリゾートヒララ・トゥリバー地区 屋外特設会場で開催されました。今年で四回目を迎えた宮ロックは、日本一早い夏フェスとして、島内のみならず、島外・県外からも注目度が高く、多くの観客が訪れる宮古島の一大野外イベントとして親しまれています。
最高気温が30度を越え、焦げつくような夏の陽射しの中で、ELLEGARDEN、湘南乃風、ストレイテナー、PUFFY、FUNKY MONKEY BABYS、MONGOL800など9組のアーティストが、次々と繰り広げるライブパフォーマンスに熱く盛り上がり、宮古島の暑い夏を楽しみました。

この宮ロックは「SAVE THE SEA SAVE THE SKY」をテーマに掲げ、環境に配慮したイベント運営を行っています。入場の際にはゴミ袋が配布され、ゴミのポイ捨てを防ぐとともに、ゴミの分別収集を促し、会場内で販売されるドリンクは、最初に購入したドリンクのカップを持って二杯目を購入すると50円の引きとなり、無駄にカップを使わない少資源シフトを導入していました。ライブを単に楽しむだけでなく、こうした小さな積み重ねから、宮ロックのテーマにもある宮古島の空と海を守る取り組みを実践しています。
スモールハンズのリユースカップ
この夏、宮古島では少資源シフトの動きを、もう一歩進めた活動がスタートしていました。「便利で楽しい暮らしの中でも、使い捨てずにすむ物があれば、大切に使っていきたい」という理念を掲げて活動を始めたスモールハンズです。

模合、お祝い、ビーチパーティーなど、みんなで集まって楽しむシーンは日々の暮らしの中にさまざまにあり、楽しく盛り上がって過ごしたあとには、ゴミの山が残っているということがよくあります。
このゴミとして使い捨ててしまうスタイルを、スモールハンズでは見直すことを提案し、捨てずに洗うことで繰り返し使えるリユースカップをレンタルすることを始めました。
通常、こうしたリユースカップ利用は大きなイベント向けが多いのですが、なにかと集まりごとの多い島なので、友達同士の誕生会や地域の会合といった身近なシーンからも利用して欲しいとスモールハンズでは提案しています。
なにかと集まりごとの多い島だからこそ
たとえば、島の一般家庭のお祝いであっても、時に100名規模が訪れたりする場合があります。100名分のグラスを準備している用意して家はそうそうありません。大抵そんな時は使い捨てのプラコップなどを用意することが多く、お祝いが終わったあとの使用済みのカップはすべてがゴミとなってしまいます。
このワンウェイの流れを、リユースカップへとシフトすれば、不要なゴミは生まれません。そして繰り返しを続けることでゴミを増やさないという連鎖へとつながり、これをきっかけにしてカップ以外にも目を向けてもらい、環境への意識を暮らしの中から広げてゆくお手伝いをスモールハンズでは行っています。
うちエコ特命大使やまだひさし、宮古島へ
こうしたちょっとした意識をシフトすることで、難しい環境問題も判り易く、身近で簡単にできるエコになると解いてくれたのが、宮ロックでもライブの幕間にサプライズな影DJとして会場を大いに盛り立ててくれた、DJのやまだひさしサンでした。環境省からうちエコ特命大使に任命されているやまだひさしサンは、宮ロックの翌日(6/22)、宮古パラダイスにて行われたトークイベント「うちエコパラダイス」で、誰にでも簡単にできるさまざまなエコグッズを判り易く紹介してくれたり、エンターテインメントを通じて、環境問題を考えるRe-Style LIVEの活動を楽しく伝えてくれました。
中でも宮古島市環境保全課の友利さんを迎えての宮古島市のゴミの現状については、島に住むものとして危機迫るものを感じました。
宮古島のゴミ問題
宮古島市のごみ焼却炉は旧型で老朽化しており、処理能力も万全とはいえないそうですが、数年前は60トンを20時間弱で処理できていたものが、現在は24時間稼動で55トンしか処理ができなくなっているそうです。これは同じ量でも高カロリーのものを食べれば、消化するにはたくさんのエネルギーを必要とする人と同じで、ゴミとして捨てられているもののカロリーが高くなっていることに起因していて、処理に時間も費用もかかるようになっているそうです(宮古島市ではプラスチックは燃えるゴミとして処理せざるを得ないという問題もあります)。
この話を聞いて驚きとともに、ゴミひとつと侮るなかれと改めて意識をさせられました。
うちエコパラダイスの会場では、入場者へのサービスドリンク用のカップとして、スモールハンズのリユースカップが用意されていましたので実際に使ってみました。お洒落なデザインもさることながら、軽くて丈夫な素材で持ちやすく子供にも安心使えると、訪れたお客さんにもとても好評でした。MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL 2008、うちエコパラダイス、スモールハンズ、この小さな南の島に芽吹いたエコや環境へのそれぞれの取り組みは、決して難しいものでなく、身近にある大切なものを守ろうという想いでひとつにつながっていました。これからも宮古島での活躍を大いに期待したいと思います。
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2008年04月29日
「アースキャラバンは続くよ〜どこまでも♪」(泡瀬干潟編)

地球を遊ぼう。みんなで旅する日本縦断環境学校『アースキャラバン2008』は、地球環境サミット('92年)で伝説のスピーチをしたセヴァン・スズキが一緒だった西表島からスタートし、その第2回目が沖縄本島中部の東海岸にある泡瀬干潟で開催されました。今回もまた、元気にエコ番長・KEN子がレポートをお届けします。
「アースキャラバンは続くよ〜どこまでも♪」

4月19日(土)快晴!(さすが晴れ女!^▽^)
朝8時からキャラバンスタッフや「泡瀬干潟を守る連絡会(以下、連絡会)」の皆さんで準備を始め、テントや写真展の準備が手際よく進む。泡瀬干潟でおなじみのオブジェも今日は空が高くて気持ち良さそう。

9時半〜子供達の受付開始…誰も来ない(笑)。10時過ぎからうちなータイムで子供達が続々と集まってきて、子供30名と保護者がようやく勢揃い、予定より30分程遅れてのスタート。
◆午前中は干潟で宝物探し☆◆
「アースキャラバン」としては西表島に続く、2回目だけど既に「恒例の」自己紹介。子供も親もスタッフも対等に全員自己紹介。今回の講師・カクマクシャカとキャラバンリーダー・素晴君が、子供達に今日の流れを説明して、早速、干潟へ下りる前に、泡瀬干潟の写真を見せながら連絡会の前川さんが生き物の説明を…子供達は既にソワソワと気持ちが海に向かってる。

それを見かねて前川さん、「今日は、世界中で沖縄にしか住んでいない貴重種のクビレミドロと、ミナミコメツキガニ、この2つだけは覚えてね〜!」と言うと子供達は一斉に海へ走り出す!

浜に下りる前に大きな望遠鏡が2つ設置してあり、様々な珍しい野鳥を見て、これには大人も感動していた。そして自己紹介ではモジモジしてた子供達も、海に出ると我先にと宝物を探しに進んで行く。午前中いっぱいは干潟で、連絡会の皆さんの案内で貝殻をたくさん拾ったり、見たこともなかった生き物達に出会ったりと、お昼ご飯の時間になっても12時のサイレンが鳴っても帰って来ないほど白熱(笑)。

子供達は自分なりの「宝物」を見つけたみたい。(20cmほどある大きくてカッコイイ「ハボウキガイ」が人気!)
◆芝生広場でお昼タイム♪◆
ようやく干潟から上がって来た子供達。連絡会の皆さんが準備して下さった、でっかいジューシーおにぎり、野菜たっぷりの牛豚汁、泡瀬で取れたモズクのヒラヤーチー(4/20はモズクの日!!)。大人も子供もみんな大満足のお昼ごはん。
(ここでも食器を使い捨てしないように「アースの会」から、リユース食器を借りて来ました!)

お父さんお母さんと一緒に食べながら拾って来た貝の話をしたり、素晴君やカクマクシャカとお喋りしたり。遠足みたいで楽しいね☆

ご飯の後は1回目の記念撮影!ちょうどこの日の干潮時間なので浜に下りて干潟をバックにハイチーズ☆(そして、夕方になるとここも水に浸る)
午後からは、テッペイ先生による指導のもと、みんなでシックイシーサー作り。そして、カクマクシャカのライブがはじまります。
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2008年04月12日
『アースキャラバン2008』西表島編(後編)

沖縄からはじまり北海道まで日本横断の旅をしながら、各地の身近な自然を大いに体感しながら学び感じる“自然体験ワークショップ”&“出前授業”の『アースキャラバン2008』。4月5日に西表島からスタートしました。[前編]に続いて、西表島で参加した子供たちとの体験記を綴ってゆきます。
●イカダ作りと旗作り!
さあ!早速スタートだ!
まず、子供達が3班に分かれてチーム名と旗のシンボルを決める所から始まる。15分ほどを使ってみんなアイディアを出し合って決まったチーム名は、西表ならではの名称も使って「ゴッカロー(アカショウビン)」「カマイ(イノシシ)キャラバン」「チームバナナ」と決定。

次に子供達は、糸を作る材料にもなる「糸芭蕉」を、イカダ作りの材料として採りに行く。昭子おばぁに習って、切って皮をはいで、みんなでヨイショヨイショと遠浅に引いた海へ運ぶ。セヴァンもスバル君も子供達と一緒にテキパキと働いている。

ここまで済んだ所で、楽しみにしていたお昼タイムがやってきた! 紅露工房の庭で配られた、バナナの皮に包まれたおにぎりとおかずは見た目だけでも嬉しいし、みんなで外で食べるのは更にとてもおいしかった。食後は私もウクレレで歌ったりしてしばらくのんびり休憩。

食後に第1回記念撮影。ここで昭子おばぁからサプライズプレゼント! このキャラバンがここ西表島から始まって北海道まで行く事を知り、大切に染めてくれたという、大きな「アースキャラバン2008」の旗!実は昭子おばぁ、以前北海道でアイヌの方に伝統の染め物を頂いた事があるから、そのお返しをこのキャラバンを通じてお返ししたい、という事だった。まさに「思い」のこもったバトンが渡された。午後は海でイカダを作るチームと、工房で旗を作るチームに分かれて作業。

まず旗チームは2種類の布に下書きをし、その絵にロウを塗る。しっかり乾いたら藍色の染め液の中にそっと浸けると、ロウの部分以外が染まる。何度か液に浸けるとしっかりと色が付いている。天日で干した後は工房内に取り込んで、新聞紙をかぶせてアイロンがけ。すると下書きのロウが熱で溶けて、新聞紙に吸い取られる…なんて面白い知恵なんでしょう!
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