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多和田えみ“Sweet Soul Love”インタビュー

多和田えみインタビュー
2008年、『インフィニティ』『LOVE&PEACE』の2枚のミニアルバム、そしてクリスマスに合わせて配信限定でリリースされた「The Christmas Song」で、多くの賞賛を受けた多和田えみさん。その小さく華奢なカラダからは想像もできない伸びやかで張りのある、ときに力強く、ときに少し切なげな歌声に打ちのめされたファンも多いのではないでしょうか。
待望の3rdミニアルバム『Sweet Soul Love』のリリース、そして初のワンマンツアー<Sweet Soul Tour 2009>を控えた2009年は、多和田えみさんにとってどんな意味を持つ年なのか? ちょうど沖縄に帰ってきていたえみさんに話を聞いてみました。

多和田えみ——3月18日に待望の3rdミニアルバム『Sweet Soul Love』がリリースされますが、どんなテーマで制作されているのですか?

多和田えみ:テーマは“LOVE SONG”です。ブラックミュージックやR&B、ソウルミュージックが好きな自分が考える“エロくてスィートなLove Song”をコンセプトに、“裸の声で歌うLove Songs”を表現してみました。裏テーマは「裸」です(笑)。 聴いている人の心がフッと暖かくなるような歌が届けられたらと思って、作りました。

音楽的にも、いま自分がやりたいと思っていた編成で、音数を抑えて吐息まで聴いてもらえるような歌声を前面に出した作品になっています。

——今回のミニアルバムには、birdさんのカバー曲が入っているんですね。

多和田えみ:そうなんです! ずっとbirdさんのことが大好きで、この「甘く甘くささやいて」をカバーしたかったんです。

多和田えみ実は去年の夏に「DIVA2008」というライブに出演して、birdさん、Monday満ちるさんと念願の共演をさせていただきましたが、ずっと私はこのお二人から凄く影響を受けていると感じます。

——どのような影響を受けたのですか?

多和田えみ:もともと父親の影響で、小さい頃から洋楽ばかりを聴いていたんです。それでずっと洋楽と邦楽は違うモノだって思っていたんです。

でも中学生の頃、birdさん、Monday満ちるさんの曲に出逢ったことで、クラブJAZZとかブラックテイストの邦楽に最初に触れて、それまでの概念を大きく覆されてしまいました。こんな邦楽聴いたことない、って…。

特にbirdさんは日本語で歌われているので影響は大きかったですね。最初に歌を聴いたとき、すごくショックで…ワクワクが止まらなくて。

この出逢いが邦楽のR&Bやソウルミュージックを聴き始めるキッカケになったんです。

Sweet Soul Love——ということは、ある意味で現在のえみさんの音楽の方向性を決めたルーツであると言っていいかもしれませんね。
では、そんなbirdさんのカバー曲も入っている『Sweet Soul Love』について、簡単でかまいませんので一曲ずつ解説していただけますか? 
まず一曲目の「Baby Come Close To Me」ですが、作詞作曲ともに多和田えみさんなんですね。


多和田えみ:アルバムのリードトラックであるこの曲は、まさに自分が歌を歌うにあたって大事な気持ちです。いまリアルに自分が感じていることを、そのままに等身大で表現しています。手の届かないようなものを欲するのではなく、すごく近くにある大事なものに対する愛とか愛しさを表現できたらと思って作りました。

多和田えみ——2曲目の「Only Need A Little Light」も作詞作曲されてますね。

多和田えみ:この曲はホントにタイトルの通りで恐縮なんですけど(笑)、少しの光さえあれば。幸せな気持ちになれるっていう瞬間があって、逆に考えると少しの光の方が近くに感じられると思えて。

愛し合うみんながハッピーであれば、少しだけの灯りでも幸せでいられるんだなということに気づいた瞬間に作った曲です。

——3曲目の「Do You Understand My Love」は、中島美嘉さんの「CRY NO MORE」を手掛けたLENSEIさんの作曲ですね。

多和田えみ:愛の中には安心感もあれば、切ない気持ちもあって、安心感が大きくなれば、それに比例して切なさも大きくなっていく感じがして。大事なモノを失いたくないという気持ちや、いまはすごく幸せだけどこのまま続いていくのかな、という不安もあったり。そんな気持ちを歌詞に込めてみました。

——そして4曲目はbirdさんの「甘く甘くささやいて」。

多和田えみ:大人だなって感じの歌です。歌詞もクールで奥が深くて、自分的なとらえ方なんですけど、愛というモノはとても深くて、そこには甘いだけじゃない愛が込められているように感じました。

きっと聴いてもらえればわかると思います(笑)。

——ラストはボブ・マーリーのカバー「Turn Your Light Down Low」。

多和田えみ:この曲はスィートなラブソングですね。肌も心も触れあって、早く感じ合おうという、今回のコンセプトにピッタリの一曲です。

——このミニアルバムを聴いて、何を感じて欲しいですか?

多和田えみ:自分の正直な気持ちをオブラートに包まず、ストレートに表現して歌を届けたいと思っています。聴いていて、生々しいくらいリアルな感情が浮かんでくるような。今回も二人が愛し合う大切な時間に感じている大事な気持ちを素直に書いています。

二人じゃなくて、一人のときに聴いていても誰かといるときのことを思い出して、あたたかな気持ちになってもらえたらいいなと思います。

——では、3月に行われるワンマンツアーに向けての意気込みを聞かせてください。

多和田えみ:今回のツアーでは、東京・大阪・沖縄の3カ所で行うのですが、ワンマンで沖縄に来るのは初めてですし、バンド(The Soul Infinity)と一緒に来るのはデビュー・コンベンション・ツアー以来なんです。それだけでもすごく楽しみなんですけど(笑)。
多和田えみ
沖縄を離れて、いままで東京で活動してきましたが、“沖縄に帰りたい”と思うこともありましたけど、やっぱり東京も好きで。

いろいろな出来事や出逢いがあって、その中で私も誰かの心に手を添えてあげられるような気持ちで歌が歌えるくらいに、少しは成長しているんじゃないかなと思います。

そう思えるようになったのも、沖縄のみなさんがいつも応援してくれて、遠くから支えになるような言葉を贈ってくれたからだと思っています。そんな沖縄の人たちへの感謝の気持ちを歌に込めて伝えたいです。

みんなで“楽しかった”と満足して帰れるステージにしたいですね。

——では最後にメッセージをお願いします。

多和田えみ:今年は全国デビューして2年目の年であり、25歳という節目の年でもあります。いまの自分らしい感性を表現できるようにして、それをより多くの人に届けたい。たくさんの人の心に届く作品を作って、歌っていく年にしたいです。
多和田えみ“Sweet Soul Love”インタビュー
2008年に全国デビューを果たし、大きな一歩を歩み出した多和田えみさんにとって、2009年はさらなる飛躍が期待できる年。まさに“多和田えみ第2幕”を迎えた2009年、彼女がどのように成長していくのか、ryuQとしても見つめていきたいと思います。
(※多和田えみ関連記事→ryuQバックナンバー)

♪多和田えみが生で聴けるHOTなLIVE情報:
 <Sweet Soul Tour 2009>
 3/24(火)東京 代官山UNIT (open18:30/start19:00)
 3/26(木)大阪 梅田Shangri-La (open18:30/start19:00)
 3/28(土)沖縄 SALT&PEPPER (open19:00/start19:30)
 (※詳細は、多和田えみ公式HPにて)

(文: PORCO、編集+インタビュー写真: KUWA)


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Posted by ryuQ編集室 at 2009年03月03日   09:00
Comments( 0 ) 沖縄の人々
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