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年越しの『沖縄そば』

県民の“年越しそば”は「沖縄そば」
毎日、沖縄県内で20万食もの「沖縄そば」が食べられているといわれています。お昼の食事が「沖縄そば」というサラリーマンやOLもごく普通にたくさんいるのが沖縄の暮らしです。

沖縄の毎日の食生活に身近にあり、さらに県民食といわれ、うちなーんちゅうのソウルフードとまで讃えられる「沖縄そば」は、年末のこの時期になると、全国への贈り物(お歳暮など)にも人気商品!
県外の方々に喜ばれ、県民にもとても嬉しい自慢の県産品=「沖縄そば」なのです。
ここ数年は「沖縄そば」の通販を始めるお店も急増。

県内屈指の人気店の1つ、「琉球麺屋シーサー」さんも、てぃーだショップの通販でもお馴染みですが、このお店、実にユニークにも「マズければお金はいらない」と表看板に掲げていることでも有名です。
年越しの『沖縄そば』
それほどに「沖縄そば」になみなみならぬ情熱を注ぎ、安心、安全でおいしい沖縄そば作りにこだわっているのが名物オーナーの野崎真志さん。いつお会いしても快活で元気一杯な方です。

野崎さんは今、
「沖縄そばでいい新年を迎えましょう。開運・厄除け!年越しそばは沖縄そば」でどうぞ!と笑顔満開で沖縄そばをPRしています。

——野崎さん、2008年の新年になると、この「琉球麺屋シーサー」を始めて何度めのお正月を迎えることになるのですか?

野崎:今度で4回目ですから、1年の時間の流れが早く感じられますね!
年越しの『沖縄そば』
——ところで「年越しそば」を「沖縄そばで」とPRされていますが、沖縄県内ではいつ頃から沖縄そばで年越しそばというふうに取り入れられてきたんでしょう? 県民にもすっかり馴染んでいますが、割と私は最近の風習かな?と感じているのですが、野崎さんが子どものころには「年越しそば」は「沖縄そば」という風にご自宅でも食べていましたか?

野崎:そうですね、私が小学生のころか大晦日には母親が「沖縄そば」を用意してくれていました。子どもながらも当時のことを覚えているのですが、某沖縄そばメーカーさんが年越しそばは沖縄そばでと一生懸命に宣伝していました。
あの尽力あったからこそ県民にもごく当たり前に“年越しそばは沖縄そば”と馴染んできているのだと思いますよ。

——今から何年前ぐらいのことでしょうか?

野崎:私が小学生の頃でしたから、30年前ぐらいでしょうねぇ。

——それまでの年越しそばはいわゆる“日本蕎麦”を食べていたのですか?

年越しの『沖縄そば』野崎:いやぁ違いますよ。沖縄にはもともと「年越しそば」という風習、文化がなかったんですよ。だから、今50歳代ぐらいの方、またそれより上の年代では、うちなーんちゅうで年越しそばを子ども時代に経験した方はいないと思いますよ。

30年前くらいに、その沖縄そばメーカーさんが大々的に「年越しそばを沖縄そば」でと宣伝したことで、一般家庭の大晦日の食卓に「年越しそば」が「沖縄そば」で登場し始めました。

家族で、大晦日はこたつで団らんしながら大晦日のTV番組を楽しくみているとやがて「沖縄そば」が出てきて、それが年越しそばというわけです。
私の家では、母親が台所では新年の料理などの準備でバタバタとしていながらも、その傍らで手軽にわりと簡単に準備できてすぐ食べることができる「沖縄そば」を大晦日の食事として準備していました。
一般家庭の大晦日の食事メニューにも身近で手軽でとり入りやすかったんだと思います。

それに、うちなーんちゅは「沖縄そば」が好きですから、「年越しそば」が「沖縄そば」というのはもうごく自然に受け入れた感じだと思います。
年越しの沖縄そばは毎年母親の味で楽しみでしたよ。

——そういえば以前は沖縄には、ひな祭りも七五三もなかったんですよねーあとから取り入れた風習ときいています。年越しそばも風習がなかったのですね!
となると今、県外へ贈答品として「年越しそばを沖縄そば」でという展開となり、この人気ぶりをどのように感じていますか?


野崎:県民では「沖縄そばで年越しそば」というのはもう馴染んで当たり前ですが、県外ではまだまだ「日本蕎麦で年越しそば」が当たり前です。

そうした文化風習の違いの中でも県外の沖縄ファンや沖縄出身者などから「沖縄そばで年越し」を楽しむ方々が年々着実に増えているのが嬉しいことです。
みんなに喜ばれ愛される「沖縄そば」を県外へどんどんアピールしたいと思っています。

——県外にも手軽に沖縄から直送でおいしい沖縄そばが届けられる時代になったのは嬉しいことですよね。ますます沖縄そばファン拡大への期待もかかります。
ところで沖縄では以前から新年を向かえると初詣などありましたか? 子どものころはどんなお正月の過ごし方でしたか?


野崎:私は那覇市首里で育ちましたが、正月は必ず「波の上宮」に初詣しました。
今は自分のそば店がその「波の上宮」の目の前にありますので、三が日は初詣にいらしたみなさんでお店も正月1日から大賑わいとなります。
初詣と合わせて沖縄そばも正月から召し上がっていただき、おいしい正月を過ごしていただいているのを嬉しく思っています。

——子どものころから初詣で親しみのある「波の上宮」の前にお店を開店されたのはご縁かもしれませんね。正月1日から大入りで賑わうというのも縁起いい一年のスタートですね!

野崎:2008年も1月1日から店は開いています!開運願いの初詣と合わせてシーサーそばで厄除けおいしく元気な新年をスタートしてくだい!

「化学調味料を使わず無添加で体に優しくおいしい沖縄そばをどうぞ!」
(by 琉球麺屋シーサー

年越しそばも、新年も沖縄そばを食べて沖縄パワーでみなさんどうぞ元気にお過ごしくださいませ!

また、ryuQトップページで毎日お届けしている「沖縄そば365」カレンダーへのおいしいそば探究に励み、新年もいい情報をお届けしたいと思います!

琉球麺屋シーサー
住所:那覇市辻2-23-10
電話:098-800-7660
営業時間:11時から17時まで
HP:http://www.1seesaa.com/
ブログ:http://seesaasoba.ti-da.net/

※年末年始営業案内:
年末年始は1月7日まで休まず営業
(新年も元旦から営業しています)
(沖縄そば博物館店は、元旦のみ休み)

(取材: 吉澤直美、取材協力: 琉球麺屋シーサー


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Posted by ryuQ編集室 at 2007年12月31日   00:00
Comments( 0 ) グルメ
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