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宮本亜門インタビュー:第3日目(最終日)

宮本亜門インタビュー:第3日目(最終日)
宮本亜門さんからのメッセージ、「海が“ただの背景”になってしまっていませんか?」そんな問いかけに“はっ”とした。
あたりまえのようにいつもそこにあると思ってた海も大地も少しずつ変容してきているような気がする。自然と共に生きていることを実感する余裕もなく慌ただしさが日常化した生活から、ちょっと深呼吸してみたい。
宮本亜門インタビュー:第3日目(最終日)
宮本亜門:ただそこに海や自然があるのではなくて、深呼吸してみるとか、潮の香りとか、砂の隙間にいるちっちゃな命とかに気が付いたりとか、まずそういうものに触れてもらえたらなぁって。

ryuQ編集長:この対談で、とても素敵なお話を頂きまして。

宮本亜門:これはぜんぶ、“海”が教えてくれたんです。
海の楽しみかたを海に聞くと、海が語ってくれますよ(笑顔)。

ryuQ編集長:これが人工ビーチになったら、海も語れなくなってしまいますものね。

宮本亜門:ほら、みんながこのイノーで歩いているこんな速度が“ゆ〜っくり”でいいですよね。
宮本亜門インタビュー:第3日目(最終日)
ryuQ編集長:ほんとだ、みんなゆっくりでのんびり(笑)。ところで先日の浦添のイノーでの干潟観察会はいかがでしたか?

宮本亜門:びっくりしましたね! 何がびっくりかと言ったら、こちら南部の玉城にはいない生物もいて、自然が豊かに残っているんですよ。海が活き活きとしているというか。まだ手付かずの自然がありましたよ。
ここ玉城に住む方々が、“昔はね〜、ここはぜ〜んぶ珊瑚だったんだよ”って言うんですよ。で、一生懸命想像はするんですけどね…。

ryuQ編集長:このさちばるのイノーは今でも美しいですが、昔は珊瑚もいっぱいあったもっと綺麗な海だったんですね!

宮本亜門:珊瑚と魚だらけだったそうです。“でも、こんなになっちゃってね”って言うんですね。元々美しかった自然を、もう一度意識してもらえる機会になればいいなと、そんな希望を持っています。
宮本亜門インタビュー:第3日目(最終日)
みんな普段の生活が忙しいからね。それでも、ふと、この自然から頂けているものは凄いねと思ってもらえたらと。というのも僕自身がそうなんですよね。
世界のあちこちに行ってると、あまりにも世界中が急激に変わっていっているのを実感するので、この沖縄もあっという間に変わってしまわないだろうか?って少し心配してしまう事もあるんです。
長い間、古代から受け継いできた宝物ですからね。それを次の代に引き継がないで、自分たちで壊すだなんてあまりにももったいないというか。何かとても大切なことを忘れかけてはいないか?って。
宮本亜門インタビュー:第3日目(最終日)
ryuQ編集長:“地球号”の一員としてのバランスを失わないためにも、ですね。
この地域のお祭り『海楽』の発端も、昨年からスタートした『島や宝』コンサート&シンポジウム(今年は4月25日開催)も、ひとつにつながっているのですね。

宮本亜門:そうですね。この想いは自分の中に留めて、できるかぎり語るつもりはなかったんですが、『島や宝』で徐々に始まることになりました。

ryuQ編集長:各アーティストも同じように想っていたけどそれを表現する機会がなかなか無かったところ、『島や宝』がきっかけになったそうですね。
また次回、ぜひこのお話の続きを聞かせください。今日はどうもありがとうございました。

(※『島や宝』コンサートシンポジウムの様子(07/4/25)はこちらから

(取材:KUWAこと、桑村ヒロシ)



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Posted by ryuQ編集室 at 2007年04月10日   00:00
Comments( 0 ) 沖縄の人々
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