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南島詩人・平田大一:シマとの対話・第27話『奇跡の方程式』

第27話『奇跡の方程式』(南島詩人・平田大一)
〜沖縄の過去と未来について考えるとき、僕はシマと対話する。シマとは、僕にとって老賢者のような存在〜

南島詩人・演出家として活躍する平田大一。県内外を縦横無尽に走り抜け、骨太な活動を続ける日々の中で、思索の森を歩き、刻む、真実の言葉たち。
『シマとの対話』第27話(毎週水曜日更新)
南島詩人・平田大一:シマとの対話・第27話『奇跡の方程式』
「名作だから演じ続けられるのではない
 演じ続けられるゆえに名作になりうるのである。」

あまわり舞台の原作者「嶋津与志」氏はそう語り
「乾杯」と小声で呟いた。
何だか納得してしまったんだ。
センセイの飄々としたその物言いが
余りに自然体であったから
僕の胸にストーンッと落ちてきたんだ。

あまわり舞台の取り組みが
国の大きな賞を戴いた祝賀会での
それがセンセイのコメントだった。

僕はいつも想っていた。
「歴史に残る作品を。語り継がれる作品を!」
でもそれって、言うは易く行うは難し。
簡単にはいかない。
ましてや今日、明日の自分さえも
見えていないというのに
将来の自分だなんて解りようがない。
傲慢にも程がある!

悩みながら導き出した答えは
未だ闇の向こう側だけど
だから今!
今を描き続けることの繰り返しの僕で行こう。

歩き続ける限り
僕は僕であり続けるんだから
僕は「詩人」であり続けるんだから。

前略 南のシマジマ

誰になんと言われても
僕が僕を認めよう。
圧倒的自己中心的な判断であったとしても
僕が僕に感動する。
僕が僕に感謝する。
僕が僕に共感する。

完全なる自己肯定!
それが「奇跡」を呼び込む方程式。

三拝云
南島詩人・平田大一

第27話『奇跡の方程式』(南島詩人・平田大一)
Profile
平田大一(ひらた・だいいち)
南島詩人・演出家・那覇市芸術監督
1968年11月7日沖縄県竹富町小浜(こはま)島生まれ。

進学先の東京で、アートユニット「I・N・U」に参加、自作の詩を朗読する舞台活動を開始。卒業後は生まれ島「小浜」に戻り、アーティストへの楽曲・詩の提供、実家の民宿を拠点に「キビ刈り援農塾」をスタートさせるなど、地域と文化に根ざした幅広い活動を行う。
2000年から与勝地域の子供達による現代版組踊『肝高の阿麻和利』の演出を手がける。
2005年3月に勝連町・きむたかホール館長を卒業、4月11日に有限責任中間法人TAO Factoryを立ち上げ、代表理事に就任。同年、那覇市芸術監督に就任。
うるま市、浦添市、八重山、金武町、那覇市、5つの地域の子供たちのための舞台を手がけるほか、毎年、新作舞台を精力的に制作。沖縄県内はもとより、県外、国外にも支持者を増やしている。
代表作に現代版組踊『肝高の阿麻和利』、現代版組踊『大航海レキオス』など多数。著書は詩集『南島詩人』、『歩く詩人』(冨多喜創)。

・平田大一ブログ『シマとの対話』:
http://hiratadaiichi.ti-da.net/


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Posted by ryuQ編集室 at 2008年05月07日   09:00
Comments( 0 ) 南島詩人・平田大一『シマとの対話』
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