沖縄民謡界のニューフェース・島袋辰也デビュー物語(1)
沖縄市泡瀬生まれ育ち、生粋の泡瀬人・島袋辰也(27歳)が、待望の初CD『飛 〜トゥヌギ〜』(キャンパスレコード)を3月12日発売。
自己流で始めた三線を、17歳で名嘉常安(なかつねやす)に師事。
『名嘉常安とこなつバンド』のメンバーとしての活発な音楽活動から、'08年に待望のソロデビュー。
島袋辰也デビュー記念・特別インタビューです。
——ソロデビューおめでとうございます。これまでは「名嘉常安とこなつバンド」で活動されていましたが、演奏活動はどれくらいになりますか?
島袋辰也:10年前、17歳の時に私の母と名嘉さんが知り合いだったことから、三線の勉強をさせていただこうと名嘉さんに弟子入り(師事)させていただきました。
名嘉常安さんのお店に通いながら勉強をしました。
お店では皿洗いから始めましたが、早く即戦力になりたくて、自分でもいろんな曲を聴いて、独学でテープやCDを聞いて真似て練習していました。例えば、元ちゃん(前川守賢さん)の曲もよく聴きました。
——名嘉常安さんに師事する前は、いつ頃から三線をやっていたのですか?
島袋辰也:実はスタートは遅かったんです。
小さい頃、舞踊を少しやったことがありまして、その頃、おじいちゃんから三線もやってみないかと買ってもらった三線があったのですが、子供の時はナゼか三線をヤル気が出なくて、ずっと押入れの奥にしまっておいたんです。
長い間三線には興味もありませんでしたが、ある時、友達の家に遊びにいったら、そのおうちで友達のおじいちゃんが、部屋で三線を弾いていたんです。とてもいい印象で惹かれました。
そのおじいちゃんの三線をひく姿をみて、急に三線をやろうかなぁと目覚めました。
そしてそのあとすぐ押入れから三線をひっぱり出しました。
弦も皮も破れて汚れていたんですが子供の頃おじいちゃんが買ってくれた三線は大事にしまっていました。そして自己流で独学で三線を始めたのが15歳のころでした。
そして母の紹介で17歳で名嘉常安さんのところへ勉強に行くようになりました。
——三線のキャリアは10年になるのですね。
島袋辰也:ハイ。とこなつバンドに入って演奏活動は、うるま市具志川のお店時代で3年、泡瀬の名嘉さんのお店・ギタラで3年、今は泡瀬の母のお店で演奏しています。
——お母さんも三線をやるのですか?
島袋辰也:いいえ、母は三線はやりませんが、舞踊をやっています。ですから、子供のころから舞踊曲や民謡は身近にはありました。またラジオの民謡番組などよく聴いてきました。
——今回のソロデビューのキッカケは?
島袋辰也:音楽プロデューサーのビセカツさんと数年前に出会いがありました。
それから度々仕事を通してお話することがあり、昨年そろそろソロのCDを作らないかという話が進み、そして実現してゆきました……
後編では、地元・泡瀬の事、デビューアルバムに込めた想いなどをご紹介します。
(※今晩、21:00にインタビュー[後編]を更新予定!)
(文+撮影: 吉澤直美、編集: KUWA、取材協力: (有)キャンパス)
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