「地球環境再生は沖縄・宮古島から」(木内鶴彦)

4つの彗星の発見者である木内鶴彦さんは、その内のひとつの彗星が映画『ディープインパクト』のモデルとなったとして知られていたり、さらには30分間にもおよぶ臨死体験を経験してその体験談がルポライター立花隆氏の著書『臨死体験』によって紹介されていたりします。
その臨死体験とは、医学的な裏付けの中で一度死にそして生き返ったとの事(世界でただひとり医学的データが残る生還者)。
その間に、宇宙の記憶媒体であるアカシックレコードに触れ、過去〜未来までをみてきたという希有な体験を基に、これから人はどうやって地球自然界と共存していくべきかを学んだといいます。“地球環境再生は沖縄・宮古島から”という木内鶴彦さん。

「わたしたちはこの社会の中で人生を送ってきていますけど、私たちはどんな役割を持って生きてきているんでしょうか? 買い物をしたり、旅行するためだけに生きてきているのでしょうか。また、何かになりたい、何かが必要だという事になってくるのですが、なんだか知らないけど、私たちはお金というものに縛られて生活しているうちに、どうもお金に振り回されて生きている。
そして、お金に振り回され続けるとどうなってくるかというと、時間というものに縛られてくるんですよ。
そう、いつの間にか時間に縛られていませんか?東京では時間に縛られた生活ですが、沖縄には沖縄の時間が流れていていいですよね。実は、時刻を気にし過ぎずに生きていくほうがいいのです。」と、木内鶴彦さん。

そして、私たちが生きている地球が今大変な事になっていると、産業でお金が必要な為に石油製品でいろんなものを作ってきましたが、それと同時にたくさんのゴミの山も作っていると言います。だからと言ってお金の為には止めるわけにはいかない…。
「でも、それって人間だけですよね? 今、私たちはそういう生活をしてきているんですけど、彗星の観測などをしていると、宇宙からの視点で地球を見ることもできるんですよね。ちょっとそういった事もお話しましょうかね。」と、木内さんは、臨死体験を体験している最中に、宇宙のはじまりや地球の誕生、その地球から生命の生まれる瞬間などを見てきたといいます。

太陽から遠くに飛ばされたガスの塊が私たち生命の源・地球で、それが溶岩のような地面を作り、その上に地殻があり、その上に二酸化炭素の大気に覆われ、高分子の水の元が雨となって降ったあと凍り、その地表の氷溶けて海ができ、生命のはじまりは藻だったと。海の中で生まれた生命(藻)から地上の海岸では植物となり拡がっていきながら、植物などの生き物が息絶えるとき、空気中の酸素を取り込んで炭素を吸収してガスを出すという循環。そして地表に埋もれて石炭に。
また時代は進み、恐竜のような大きな生物が現れてきて、その植物をたくさん食べながらお腹の中で貯えようとたくさんの脂肪をつけ、それらの多くが地表に埋もれたものが8億年かけて石油に。
石炭や石油など当たり前のように生活の中で使っていますが、地面に埋もれていたものを表に出すことがどういうことになるのか?
「そのように地球のはじまりから話を整理していくと、遙か昔の生き物たちが変化した石油や石炭を酸素と結合させる(つまり燃やす)事によって、私たちが住めない環境にだんだんとなっていく、という事が分かってきますよね。」と、温暖化の原因ともなる大気のバランスが崩れていることをわかりやすく説明。

「私たちはそういった事をすでに忘れて生きているんですが、私たち生命体はどうやって生きてきたかというと、まず植物が生まれて、そのあと生まれた動物は、植物を維持する為に生まれてきたという事が、観察を通して知ることができるんですね。
例えば、花を咲かせる時に受粉させるのは蜂だったり。そして花のあと実をつけて、それを食べた鳥があちらこちらに糞をばら蒔いたりしながら植物が内陸に運ばれていったのです。植物や動物が死んだ後、腐って土など有機物になるんですね。それをまた養分として植物が育っていくわけです。
沖縄の場合は島なので循環しやすいですが、では大きな陸地の場合はどうなのかというと、大規模な循環は起きにくいから、様々な動物がそれを運ぶ役割をしていくんですね。そういった動物たちが自分たちの本能で働くことでそれが満たされていくんです。
その働きをする動物たちがいなくなると、植物たちは荒れ放題になり、放っておくと根腐れをおこすので、そこで動植物を育てたり殺したり、そういった動物が必要になってきます。それには学習能力があり、手足が器用な霊長類がいいわけですよね。それが人間だったんです。生態系のバランスをとりながら、生活をしていく事が目的のための生き物なんです。」という事は、そういう事を考えた時に私たちの今の環境ってどうなのでしょう。そういう役割などはどこか忘れてしまっているかもしれませんね。

私は長野県の出身ですが、長野では山の木を育てる事から始めたんです。そしてそこに動物たちが集まる場所を作ったので、動物たちが山里まで降りてきて荒らすような事などは無かったんです。
山作りから里作りまでする役割が人間で、そして村作りまで行われていたんですね。商業にばかり目がいって山作りはあまり行われない。
そればかりか、一番手をつけてはならない地面に埋もれた放射性物質を掘り出し、原子力に手を出してしまっている。それと原子力発電というのは核分裂というのを起こさせるので、途中で止める訳にはいかなくて昼も夜も電気を作り続けていかなければならないんですね。そのために、夜も電気を使ってほしいと(電気は貯められないので)、深夜もずっと明るくなっています。
夜も光が消されずに眠らないことによって、そのストレスで植物が枯れ始めてくるんです。その限界点が、2011年から始まり3〜4年でピークを迎え、植物が枯れ、酸素が不足していくという予測が、いろんな方々の研究を通してみえてきているわけです。」

「いろんな事をやりながらそれぞれがシェアしていくのが村作りなんです。循環型社会をつくりやすい島という環境が一番いいんですよね。
その島から出てきたゴミから資源を再生(また新しく生み出す)していったり、食や農業など循環できる環境づくり(地球環境に無理をしない)は、夢のような話ではなく理論上すべて可能な事。出来る事であっても実行しないと夢で終わってしまいます。
それを宮古島でスタートして、宮古から世界の雛型を作ってみたいですね。実際にやる事で世界に広まっていくし、ゴミの問題などで苦しんでいたり、飲み水で苦しい状態(このままでは近い将来に水にも困っていく)が改善されていき、あらたな産業構造にもなっていくのではないかと思っています。そしてもし参考になったら、ぜひ皆さんにも考えてほしいです。」という木内さん。
未来へのヒントになるような講演は、このあと、国連ピース・メッセンジャー・イニシアチブのポールコールマンさんのお話、そしてお二人の対談へと、さらに続いていきます。(つづく)
(取材: KUWA)
(取材協力: CELEBRATION EARTH実行委員会)
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