三線大交流祭:夢を叶える弥勒の世果報&地球兄弟プロジェクト

11/3(土)沖縄市・こどもの国で、特別ゲストとして日出克さんや河口恭吾さん、また、県内外・沢山のミュージシャンを迎え【三線大交流祭】の第一回目が行われました。

琉球國祭り太鼓が主管となり、15時からスタートした広場では、宮古島や大阪、京都、滋賀をはじめとし、全国16箇所でも同時刻参加で、カウントダウン後にビギンの『三線の花』で【三線の花 エイサーページェント 〜三千人エイサー演舞〜】のパフォーマンスがこどもの国の芝生の広場を取り囲むように琉球國祭り太鼓のメンバー数百名の舞がスタートしました。
石垣・宮古など含む県内・外、また海外はアメリカ、ハワイ、ブラジルを始めとして支部がある、世界規模で広がる太鼓集団の琉球國祭り太鼓【三線大交流祭】の密着レポートです。

「もともとは小さな集団だったんですよ。でも地域の中で子供たちが例えば一人でいて、友達が欲しいと思ったら、ここ(琉球國祭り太鼓)に来れば、友達ができる。花は月日がたてばちゃんと咲きますよね。正面から見えないものでも角度を変えてみれば、物事はちゃんと見えるのです。だから子供が沢山集まれば花は咲きます。皆で協力して何かをすることで、夢は叶い、奇跡の花を咲かせることができるんですよ」

悲しいことだが、沖縄も他県に劣らずDVや自殺などで命を亡くす・絶つ人が決して少なくない。困ったときに手を差し伸べる場所・なんとか道を正して欲しいという思いから地域の中で集まる場所があるということは意義あること。エイサーや太鼓を通して人と人とが繋がり、様々な場所で演舞を披露する、また難しいことにもチャレンジすれば夢を持ち叶えるという目取真さんの想いが、第一回目の【三線大交流会】として形になった。

この日は、ちびっこベンチャーズの上原兄弟からステージが始まり、童舞花わらび、祭り太鼓のJr、G-FA、coi-na、島幸子、金城安紀、大御所・田場盛信、ryuQで新コーナーがスタートした南島詩人・平田大一、(順不同)など総勢27アーティストが出演。

また、『三線早弾きグランプリ』では、カチャーシーの早弾きコンテストが披露されました。審査員長に登川流宗家・登川誠仁を迎え、7名参加のうち、天久朝之さんが『アッチャメー小』を弾いて、グランプリを勝ち取り豪華な賞品を手にしました。

さて、琉球國祭り太鼓のテーマソングとも言える日出克さんの『ミルクムナリ』、ビギンの『三線の花』、そして今回、新しく河口恭吾さんの『地球兄弟』も彼らの舞踊曲に加わったこの3曲。それぞれ琉球國祭り太鼓にとって不可欠な楽曲ですが、特別ゲストでもある日出克さんと河口恭吾さんにも少しお話を伺いました。

ご自分の意思とは別に曲が勝手に走り出したという『ミルクムナリ』。この曲には、踊らずにはいられない特別な力が働き、沖縄を代表するエイサー曲になっていった…。日出克さんはその媒介として演奏を、唄を、担当したのかもしれません。

それからライブで歌うようになったのですが、僕だけ歌っても伝えられる人数に限りがあっていろんなミュージシャンに歌ってもらったら繋がっていく人が増えていくんじゃないかな、と思い、今年から『地球兄弟プロジェクト』としてアジアを中心に27アーティストに歌っていただいているんです。
今回ここで流れる『地球兄弟』は沖縄でレコーディングしたんですけどエンレイ(中国出身)さんが歌って、ディアマンティスのアルベルトさん(沖縄)が参加してくださったり、平和を日本で語るときに外せない場所だと思うんですよね。
沖縄のミュージシャンで賛同してくださった方々が本土の人に発信するという事、は意味あることだと思うんです。
『地球兄弟プロジェクト』は土地のミュージシャンが土地の言葉で平和とメッセージを伝えていくというプロジェクトなんです」
この『地球兄弟プロジェクト』は、鈴木聖美やFUNKIST、他アーティスト、沖縄・奄美からは琉球國祭り太鼓、ディアマンティス、ユキヒロ、砂川恵理歌、安次嶺奈菜子、中孝介らが賛同し参加しています。

三線を持参し会場一帯となって弾く『安里屋ゆんた』、日出克さんと平田大一さんの『ミルクムナリ』、河口恭吾さんが歌う『桜』の後は『地球兄弟』に合わせ、琉球國祭り太鼓のメンバーが三度登場し、大演舞の中、幕を閉じました。

主催・目取真さんの“夢を叶える”を形にするために人と人とが手を繋いで行動すること、『ミルクムナリ』の「弥勒が踊る太平な世果報」という意味、そして『地球兄弟プロジェクト』では、1)自然破壊からくる温暖化、2)グローバル化によって拡大する偏見と貧困、3)偏見からくる医療弱者(資料参考)という問題を“音楽を通してできること”をテーマとし、まさに今回は大きく横に広がりを持った【三線大交流祭】となりました。
琉球國祭り太鼓では、これまでにも「愛知万博 愛・地球博」や県内のイベントなどにもよく参加しています。来年以降も全国からの参加を募り、【三線大交流祭】のイベントを続けていきたいそうです。

http://ryukyukoku.ti-da.net/
CD『琉球國祭り太鼓 卑弥呼』(2007/10/19発売・税込み2500円)
http://www.kanainome.com/index.html
『地球兄弟プロジェクト』
http://www.miraclebus.com/chikyu-kyodai/
(取材: YANTY藤原、編集: KUWA、取材協力: 琉球國祭り太鼓)
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<blockquote><strong>三線大交流祭:夢を叶える弥勒の世果報&地球兄弟プロジェクト<strong>
悲しいことだが、沖縄も他県に劣らずDVや自殺などで命を亡くす・絶つ人が決して少なくない。困ったときに手を差し伸べる場所・なんとか道を正して欲しいという思いから地域の中で集まる場所があるということは意義あること。エイサーや太鼓を通して人と人とが繋がり、様々な場所で演舞を披露する、また難しいことにもチャレンジすれば夢を持ち叶えるという目取真さんの想いが、第一回目の【三線大交流祭】として形になった。
<a href="https://ryuqspecial.ti-da.net/e1832616.html" target="_blank">http://ryuqspecial.ti-da.net/e1832616.html</a>
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この記事に書き込まれている中で大事な人が
写っていません。この大交流祭の影の立役者は金城安紀と言う
福岡を拠点に活動しているその金城さんお一言で実現されたのです。
彼が出演者の全てを段取りし裏方の一人として頑張ったお陰で成功
しのと言っても過言ではありません。登川先生も田場盛信さんも他全ての
歌い手は彼が努力し集めた結果です。写真も彼の事を一言も書いていない
ので、非常に残念でなりません。
写っていません。この大交流祭の影の立役者は金城安紀と言う
福岡を拠点に活動しているその金城さんお一言で実現されたのです。
彼が出演者の全てを段取りし裏方の一人として頑張ったお陰で成功
しのと言っても過言ではありません。登川先生も田場盛信さんも他全ての
歌い手は彼が努力し集めた結果です。写真も彼の事を一言も書いていない
ので、非常に残念でなりません。
Posted by 三線大交流祭 at 2007年11月15日 16:05
三線大交流祭様
貴重なコメントありがとうございます。
今回は、個々のミュージシャン・唄者の方への取材ではなく、
イベントについて、テーマに沿ってのレポートを主と
させていただきました事を
どうかご理解いただければと思います。
貴重なコメントありがとうございます。
今回は、個々のミュージシャン・唄者の方への取材ではなく、
イベントについて、テーマに沿ってのレポートを主と
させていただきました事を
どうかご理解いただければと思います。
Posted by ryuQ編集室
at 2007年11月18日 08:55

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