モズク生産量日本一・沖縄


うるま市勝連平敷屋漁港、本部町やんばる道の駅などでは、モズクのつかみ取りなどの楽しい催しのほか、伊是名島のフェリーターミナル、恩納村道の駅、沖縄市パヤオ直売店などでは、モズクの試食や販売などがありました。また、宮古島(16・17日)や久米島(18日)では流しモズク、伊江島(11日)はモズクつかみ取りなど、この日に限らずモズク関連の催しが続いています。

今回は、その中でも漁船に乗ってモズク漁の漁場を見学ができるという平敷屋漁港に行きました。漁港に到着するとちょうどその日の最後の回。定員8人乗り位の大きさの船が6〜7隻ほど出港し、各漁場へと向かいます。勝連だけでもモズク漁に従事する方が200人ほどいらっしゃるそうで、漁師ごとに漁場が決まっているのでした。津堅島方面の沖に漁場がある船もあれば、私たち取材班が乗船した船は、無人島の浮原島方面に漁場がある漁師さんの船でした。

平敷屋漁港を出て、波しぶきを受けながら約5分。「ここです」とエンジンが止められ、よく見ると海上からも海の色が少し濃く変化しているのに気づきます。海中を見る事ができるレンズをお借りして海中を覗くと、水深3〜5メートルほどのところにモズクが根づいた網が見えました。

海底に横幅1.8メートル×長さ20メートルほどの網にびっしりとモズクが根づいていて、その網がいっぱい海の中に拡がっており、それはまるで海の中に畑があるような光景でした。
それではどうやって収穫するのでしょう?漁師さんにお話を伺うと、
「海底に潜り、大きな掃除機のような専用の機械で吸い上げるんだ。船上はそれはモズクだらけになるよ(笑)。20トンは水揚げするからね。20トンって箱で60杯分くらいになるんだよ」。
さすがに今回はその本格的な漁までは体験できませんでしたが、帰港後、船着き場のすぐ近くにモズクのつかみ取りコーナーがあり、そこで存分に楽しみながら収穫の喜びを体験する事ができました。一人100円でビニール袋(小)にモズクをいっぱい詰め込んで、とっても得した気分です。持ち帰って、てんぷらにしても良し、もちろんそのままポン酢に漬けて食べるのも良し、モズクの味噌汁も美味しかったりと、モズク料理のバリエーションも豊富です。イベント会場では、モズクを使った創作料理のコンテストもありました。

販売ブースでは、てんぷらコーナーなどが人気で行列ができていたり(300円)、モズクをこんもりと盛りつけてくれたうどんとモズクおにぎりのセット(400円)に大満足。モズクにはフコイダンが多く含まれ、食物繊維もたっぷりで、低カロリーなため(100gあたり6kal)、天然100%な美容健康食としても人気の“海の恵み”です。

(文+写真: KUWA)
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