エコ・イルミネーション『130万県民平和の光』(糸満市)



会場となった糸満観光農園(糸満市摩文仁)には大きな風車があり、その風力発電によるエコロジーなイルミネーションという特徴があります。

そして糸満の摩文仁の地といえば、今から64年前に歴史を遡ると、沖縄戦の終焉の地でもあります。糸満のピースフルイルミネーションは“130万県民平和の光”と題して、“平和への祈り”をイルミネーションに映し、21世紀を担う子供達へ、光輝く美しさの感動を通して平和の尊さを伝えていきたい、という想いがあるといいます。

「私たちがいるこの摩文仁の地には、多くの悲しみが染みこんでいます。
今から64年前、私たちの住むこの島に、激しい鉄の暴風雨が吹き荒れ、ふるさとは焦土となりました。凄まじい爆音が響き渡り、この地は凄まじい戦闘を経験してました。

本日、『第10回いとまんピースフルイルミネーション』は消灯しますが、期間中はオブジェが伝える平和への想いは、世界で起こる悲しい争いに終演がもたらされるよう、駆けめぐっているものと思います。
宇宙に燦然と輝く星たちの中、奇跡の星といわれるこの地球に生きる者として、人類が幸せで満たされ、永遠に平和であることを望んで止みません。
最後に、このイルミネーションのもと、新しい年の決意を心に誓い、それぞれの目標に向かってこの1年を精一杯、頑張って生きましょう。
新しい年が皆様にとって、幸せに満ちた1年であります事を祈念いたします。」

消灯式の舞台では、歌手の中西礼奈さんが歌ったあと、オペラ歌手の金城久美子さんが、
「天と地と皆様方と、地球と宇宙とひとつになる歌を、即興で歌わせて頂きます。」と、クリスタルボールの音と舞踏家の踊りをバックに、即興で歌をアカペラで披露。

そして全員で『すべての人の心に花を』(喜納昌吉&チャンプルーズ)を歌い、最後に市長も一緒に手をつないで円を囲み、平和をここから発信したいという想いを持ってアースジャンプというアクションを起こしたあと、イルミネーションは静かに消灯しました。
イルミネーションの光は消えても、希望の光はいつまでも灯り続けますように。
(文+写真: KUWA)
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