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南島詩人・平田大一:シマとの対話・第12話『檄文』

第12話『檄文』(南島詩人・平田大一)
〜沖縄の過去と未来について考えるとき、僕はシマと対話する。シマとは、僕にとって老賢者のような存在〜

南島詩人・演出家として活躍する平田大一。県内外を縦横無尽に走り抜け、骨太な活動を続ける日々の中で、思索の森を歩き、刻む、真実の言葉たち。
『シマとの対話』第12話(毎週水曜日更新)
南島詩人・平田大一:シマとの対話・第12話『檄文』
告ぐ!

言葉は自由で強靭だ。
矛にも勝れば
盾にも勝ろう。

檄文で乱世を
おこすことができるのなら
詩歌で乱世を終わらせることも可能だ。

人の心から
乱世を終わらせるのだ。

それぞれが
天下人のように
音を生み出せ!

詩歌を吟ずる者よ
舞踊の者よ
道化の者よ
様々な才を持つあらゆる者よ

全人間に向かうが如く
壮大にその技芸を発するがよい。


人間の心の中から
天下を革(あらため)めてしまえばいいのだ。

人の心に巣食った乱世を払拭せよ!
人が忘れた歓喜を呼びおこせ!

それが私の信ずる
「文」で「化」する「力」なり。


「前略 南のシマジマ」

中国の「古き本」の「コトノハ」に胸が震える。
心に届く激しいまでの情熱に身体が衝き動かされる。
「文で化する力」でこの世を「革(あらた)める」。

シンプルで最速、そして直球!
このシマの未来に「檄」をとばせ!

南島詩人 平田大一
檄文
Profile
平田大一(ひらた・だいいち)
南島詩人・演出家・那覇市芸術監督
1968年11月7日沖縄県竹富町小浜(こはま)島生まれ。

進学先の東京で、アートユニット「I・N・U」に参加、自作の詩を朗読する舞台活動を開始。卒業後は生まれ島「小浜」に戻り、アーティストへの楽曲・詩の提供、実家の民宿を拠点に「キビ刈り援農塾」をスタートさせるなど、地域と文化に根ざした幅広い活動を行う。
2000年から与勝地域の子供達による現代版組踊『肝高の阿麻和利』の演出を手がける。
2005年3月に勝連町・きむたかホール館長を卒業、4月11日に有限責任中間法人TAO Factoryを立ち上げ、代表理事に就任。同年、那覇市芸術監督に就任。
うるま市、浦添市、八重山、金武町、那覇市、5つの地域の子供たちのための舞台を手がけるほか、毎年、新作舞台を精力的に制作。沖縄県内はもとより、県外、国外にも支持者を増やしている。
代表作に現代版組踊『肝高の阿麻和利』、現代版組踊『大航海レキオス』など多数。著書は詩集『南島詩人』、『歩く詩人』(冨多喜創)。

・平田大一ブログ『シマとの対話』:
http://hiratadaiichi.ti-da.net/


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Posted by ryuQ編集室 at 2008年01月23日   09:00
Comments( 0 ) 南島詩人・平田大一『シマとの対話』
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