沖縄発WEBマンガ『コミックチャンプルー』で沖縄を楽しもう

「沖縄」がテーマならOK!とかなり太っ腹な間口の広さで「沖縄的」な絵柄や言葉、ストーリなど、どこかが沖縄テイストで表現されていればプロもアマも参加できるという“沖縄初の沖縄から発信するインターネットWEBマンガ”サイト『コミックチャンプルー』が今年8月に創刊され、まだわずか2か月ながら予想以上の好反応でじわじわと話題上昇中!
単にマンガファンだけでなく、沖縄ファンからも注目度が高い噂の『コミックチャンプルー』のサイトが、県内最大規模・秋の恒例県産本フェアーにイベントとして登場!

インターネットから飛び出した沖縄マンガの世界、『コミックチャンプルー』の人気の秘密を探りにいってきました!
沖縄発のインターネットWEBマンガサイトとして8月1日に創刊となった『コミックチャンプルー』。

創刊までの経緯を編集長の島袋直子さんに伺うと、
元々、島袋さん自身が『コミックおきなわ』=(※1987年に創刊され、1990年、30号で終刊となった幻のマンガ雑誌と伝説になっているもの。沖縄出身の漫画家作品などが掲載されていた)の編集長を務めていたこと。
また現在、日本漫画家協会沖縄支部長であり、沖縄県内の専門学校でマンガ講師を務めるなど日頃からマンガ家やマンガ志望の人達と接する中で、「沖縄には発表の場がない」という大勢の声を聞き、多くの人達に読んでもらえるマンガの発表の場を展開できないかと、
県内で活躍するプロ漫画家たちに協力を呼びかけ、これから漫画家への希望を持つ人達にも参加できる発表の場として活用できる参加型サイトを開設しようと「沖縄がテーマならなんでもOK」とプロ&アマが入り乱れて活気あるチャンプルー紙面づくりを目指す『コミックチャンプルー』というWEB版のマンガサイトを創刊したのだそうだ。
現在参加している主な県内在住のプロ漫画家の方々には、

「上原麻実」さん=与那原町在住、沖縄初の聴導犬を導入、聴覚障害を生かしたマンガを執筆中。
「喜名朝飛」さん=浦添市在住 地元紙(週刊レキオ)に執筆掲載中。
「てんぶーたーの三男」さん=南城市在住 「沖縄オバァ烈伝」の本のイラストなどで活躍中。
「南原明美」さん「浮島コロン」さんなどなど、多数の顔ぶれがあり、皆さんそれぞれ個性的で魅力ある作品を書いて多方面に活躍の方々。
県民なら「見たことある!」「あの作品だ!」とわかる方も多いはず!
毎回好評開催の『県産本フェアー』のイベントとして、“沖縄発!WEBマガジン『コミックチャンプルー』創刊記念イベント”が先日行われました。

会場となったリウボウホールロビーには、普段はWEBサイト(インターネットHP)の中でしか見ることが出来ないマンガの原画の展示や、幻といわれる伝説のマンガ本『コミックおきなわ』の貴重な展示コーナー、県内マンガ家のコミックが立ち読みできるコーナー、編集長によるマンガ相談コーナーそして無料でその場でマンガの似顔絵を描いてもらえるコーナーなど、マンガファンには長時間立ち読みしたくなる様子もあり、熱心に集中してよみふけるマンガファンの姿や原画に食い入るように見入る漫画家志望の学生さん、似顔絵コーナーでは大人も子ども列を作って楽しみにかいてもらっていました。

そしてリウボウホールのステージを使い創刊記念イベントのハイライトともいえる『コミックチャンプルー』作品のアフレコの公開上映も行われました。
普段はWEBの中にある作品が舞台のスクリーンに登場しての上映。
台詞は生でつけて作品として上映するというもので、編集長の島袋直子さんが講師を務める専門学校のマンガ専攻の生徒さんや声優専攻の生徒さん、イラスト専攻の生徒さんたちが授業の一環として参加、画面の1コマずつのコマ送りや各キャラクターに生の声のセリフをつけたり、SE(効果音)や音楽もBGMまであるというプロのような上映会となり、本格的なアニメーション映画のような世界を体感する見て楽しめるものとなりました。
公開での生上映にもかかわらず、画面の動きや配役に合わせて代わりながらアフレコを担当する生徒さん達はとても上手で、将来が楽しみな声優の卵さん達だと感じました。
会場内からも温かな拍手が大きくおくられていました。
上映後には作品を描いた漫画家の南原明美さんを招いて、アフレコを担当した声優の生徒さん達との交流、体験談などが舞台で発表になり、作品に書かれている台詞が“沖縄ならではの方言”だったこと、“沖縄のニュアンス”の表現などアフレコの表現や方言が正しく発音できたかが不安という生徒さんの感想に、作者の南原さんは「意外にも上手にできて嬉しくみていた。沖縄ならではのムードも出ていた」など好評の言葉があり、その言葉を聞いて生徒達もにこやかな笑顔をみせ、ホッとしている様子がほのぼのとしていました。
南原さんからは、お客様への挨拶として、
「沖縄の方言や沖縄文化など身近な題材をマンガに描いていますが、こうした沖縄ならではのマンガの世界からも多くの人に、沖縄の大事な文化が発展継承されていくことに期待しています」という言葉があり、沖縄から発信するのマンガの世界の意義や思い、今後の可能性への期待が大きく感じられました。
編集長の島袋さんもイベントの締めくくりとして、
「マンガをどう書いていいかわからない方、ストーリーのアイデアがある方、プロもアマもどなたでも沖縄がどこかに描かれていればコミックチャンプルーに参加できます。
みんなでこの場を活用して、それぞれが自分を成長させていくサイトにしていきたいと思います。
年齢も住んでいる処も問いません。沖縄をテーマにコミックチャンプルーに気軽に参加ください」と挨拶がありました。

現在 WEBサイトは毎月1日に表紙の更新、毎月1日新コーナー開設、編集長blogは毎日更新などインターネットならではの日々新しいものをとりいれて掲載することで、とにかくたくさんの方々に見て楽しんでもらえるページ作をと展開中。
沖縄のマンガならではの表現、沖縄のマンガの世界から沖縄を感じて、あなたはもっと沖縄好きになっていくに違いない!
そして見るだけでなく、希望すればその中にあなたの作品で参加できるのです。
沖縄からマンガの世界で活躍のチャンスもあなた次第。
『コミックチャンプルー』には可能性が広がっています。
今後の新作や、新作家などの登場や沖縄ファンにも魅力あるサイトの展開に益々注目していきたいと思います!
『コミックチャンプルー』
http://comichan.com/
浦添市伊祖2-22-5 中山ビル1階
コミックチャンプルー編集部 (有)あびぃ堂
電話:098-875-8359
FAX:098-875-8364
info@comichan.com
(取材: 吉澤直美、編集: KUWA)
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