アルベルト城間インタビュー[前編]
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夏・沖縄。沖縄の真夏の太陽をイメージするアーティストといったらやはりこの人・アルベルト城間(ディアマンテス)。
オルケスタ・デ・ラルスや熱帯JAZZ楽団で知られるカルロス菅野さんとの共演や作品作りのことや、あの話題・この話題を熱く語って頂きました。
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—— 一時期、沖縄県内で放送されたTVCMの影響もあり、地元でも大人気のアルベルトさんですが、あの“アルバイト城間”編のCMがきっかけでアルベルトさんがもっと身近に感じられるようになってきたというお話も伺うのですが
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実はあのCMに出るかどうかは家族会議もやったんですよ(笑)。やっぱり慎重にやらないと、どういう影響が出るかはわからないですからね。
コミカルな面は自分の中にもそういう一面はあったんですが、外に向けて見せたりというのは今まで無かったですからね(笑)。
でも大好評を頂くことができてありがたいですね。
それに、自分の中ではエンタテイメントを追究するという意味では、これもありかなと思いますね。人様を喜ばせるという意味では音楽となんら代わりはないですよ。
また、僕の名前の“アルベルト”と“アルバイト”と掛けている部分もあったので、僕本人以外では考えられないシーンですものね。
——20年前に日本に来た頃とも重なる部分があったりしましたか?
アルベルト:そうですね、僕が日本に来た頃にアルバイトを励んでいた頃と重なる部分がありますね。
それから、どんな仕事でも一生懸命にできるって素敵なことですよね。
——近作のソロアルバム『バン!バン!バン!』でも、その頃に慣れ親しんだ音楽が収録されていたりするのでしょうか
アルベルト:はい、収録されていますね。
どちらかというと、日本に来る前から聴いていた音楽も多くあります。
実はこれまでのソロアルバムは海外で録音してきたんですが、今回、はじめて日本国内で録音したんですよ。
それも、日本の音楽や歌謡曲がここまで収録されたアルバムとしても初ですね。
それに日本の歌をスペイン語にして歌うと、また不思議と今までにはないものにも聞こえたりしませんか?
——確かに、歌い出しすぐは何の歌かわからない曲もあったりするのですが、しばらく聴いていると懐かしいメロディでじわっときますね。またスペイン語の響きがお洒落な雰囲気を出していますね
アルベルト:日本の歌のメロディーって美しいんですよ。こうやって外国語で日本の歌を歌うと、それがよりわかりやすいですよね。
バンドのディアマンテスでやっている時というのはオリジナルなので、そこにメッセージをこめられたり、沖縄からの想いを入れたりできるのですが、それとはまた違ってソロでは、今まで日本の財産である歌を歌うことで、また甦らせられるというか。それも大事なことですよね。
——また、こうやって名曲を歌うことで、その歌われた原曲を聴きたいと思う人も出てきそうですね?
アルベルト:“え?このオリジナルはどんな曲だったのかな?”って思って、また昔の曲をひっぱり出してくれたらいいと思いますね。
それに何より、ペルーにいる頃に憧れていた日本の歌を、こうやって20年越しに歌えるというのは不思議なことですね。
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アルベルト:今回プロデュースをされたカルロス菅野さんが選曲したんですけど、カルロス菅野さんといえば、オルケスタ・デ・ラルスや熱帯JAZZ楽団で知られる日本でのラテン系音楽の第一人者ですよね。
そのカルロスさんとの出会いは万座でした。一緒にライブを共演したことがきっかけで、今では音楽を通して交流させてもらっています。
つい先日に開催された横須賀のジャズフェス『ヨコスカ ジャズ ドリームス 2007』でも、熱帯JAZZ楽団のゲストVoとして何曲か歌わせて頂きました。
——音楽的な面ではカルロス菅野さんの熱帯JAZZ楽団と、ソロのALBERTOとは共通点も多いかもしれませんね
アルベルト:熱帯JAZZ楽団はインストで、僕はヴォーカルで表現していますが、スタンダードナンバーをトロピカルにやっていくという点では共通するところはありますよね。
なのでもし日本で誰かとやるとしたら、もう彼しかいないだろうと言っても過言ではないくらいです。
「アルベルトの歌はこう聴かせたらいいだろう」というアイデアも色々考えて頂いたことで、1曲1曲丁寧に歌い方の表現方法などを話し合ったりしながら、いいものを作り出すことができました。
——歌い方の表現というのでは、8曲目の『夜霧よ今夜もありがとう』(オリジナル:石原裕次郎)など、とてもムーディーでロマンチックな歌い方で「この歌はどこの国の名曲なんだろう?」って勘違いしそうなほど、あの名曲がさらに輝きを増していますよね
アルベルト:大人の色気というのは20代や30代とは違うものですよね。それはイメージで出来るものではないので、今年40歳になったこともあり、そのままの自然体で表現してみました。
例えば、その名曲『夜霧よ今夜もありがとう』なども、40代、50代、60代と年を積み重ねていけばいくほど味が出てくるものだと思っています。
実は、音楽をやり始めた頃から目指してきたものは、今これからの大人の音楽なんですよ。
——例えばその曲が裕次郎として甦るのではなく、アルベルト城間としての別世界をうまく表現されていますね
アルベルト:オリジナルを作った人の想いもあるのを尊重しながらも、それをただモノマネで表現するのでは意味がないと思うし、カバーの難しさというのはあるけれど、自分らしく表現してゆきたいですね。
ディアマンテスで培ってきた経験などもソロに活かしながら、また、このソロ活動での経験もディアマンテスにいい影響を作ってゆけると思っています。
(※熱いインタビューは→後編に続く)
※次回予告:明日のインタビュー後編(明日掲載)では、
アルベルト城間さんに、さらにさらに熱く語って頂きました。
音楽とは?/長く楽しむ秘訣/移民3世として/歌も人も巡る/
熱帯度/スタンダードとは?/目指すところ/
などなど、ホット&ディープな話題満載です。どうぞお楽しみに!
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(取材:KUWA)
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