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凧の宝庫・石垣島で世界一の大凧、沖縄の空へ。

凧の宝庫・石垣島で世界一の大凧、沖縄の空へ。
八重山は石垣島。7月10日に市制施行60周年を迎えた石垣市。
この60周年を記念して、6月24日(日)に石垣港・新港埋め立て地では、
『石垣市制60周年記念 2007年石垣島凧あげ交流会』が開催されました。

中でも、面積が1千平方メートル、畳600枚という『世界一の大凧=メガムーン』の参加には大注目!
県外の凧愛好会47組をはじめ、地元石垣・八重山地域からも多数の参加があり、
30度を越す暑さの中、青空に次々と凧を上げる全国、
海外の凧愛好家が結集しての凧の魅力競い合いとなりました。

凧の宝庫・石垣島で世界一の大凧、沖縄の空へ。まぶしい日差しの中、集まった観客からも歓声や拍手がわき、
各凧は空高く、気持ちよさそうに泳いでいました。

石垣島は沖縄県内でも「凧の宝庫」といわれるほどに、
種類が多く、地元での愛好が強く人気があり、お正月には子供たちの健康を祈り、
「ウフ ピトゥ ナリ タボーリ タカピトゥ ナルタボーリ」
(立派な人間になってください)
と、子供たちの未来への希望や夢も凧あげで祈願するなど
今でもこの風習が愛されています。

かつて石垣では、古くは十六日祭りの先祖供養でもお墓で凧あげをしていたほど、
家族や祖先の絆の歴史として受け継がれてきているもので、
各家々では手作で凧を作っては、家族団らんで楽しんできました。

石垣島で最初に凧あげが行われたのは1923年(大正12年)。
当時の石垣島測候所の岩崎卓爾氏が主催者となり開催したという記録があり、
気象や気流の研究としても活用したということも記されているという
歴史背景もあるのですが、

祖先(先人)より継承されている石垣島の凧文化は、
今では石垣を代表する文化として継承・発展・を願い、
また、こどもたちの健全育成を目的に、
平成13年に第1回の「石垣島凧あげ交流会」が行われ、
全国の凧愛好家らと交流を本格的にスタート。
凧の宝庫・石垣島で世界一の大凧、沖縄の空へ。
今年はラッキー7の幸福を呼ぶ「7回目の大会を市制施行60周年記念」
として開催されました。

今回の参加は、
北は北海道から富山、石川、東京、千葉、神奈川、埼玉、
愛知、京都、奈良、香川、福岡、宮崎、鹿児島 沖縄、と
全国の幅広い地域からの参加に加え、アメリカからも参加がありました。

和凧、江戸六角、けんか凧、
沖縄からは花かごや、
沖縄ならではのヨナグニサンやオオゴマダラの姿そのもの形をした凧も
のびやかに空に泳ぎ、
色、形をとっても、どれも皆違う個性をそれぞれが発揮し、
観客を魅了しました。
凧の宝庫・石垣島で世界一の大凧、沖縄の空へ。
注目の世界一の凧(縦25m 横40m 面積1千平方m)のメガムーンは、
その巨大さゆえに、安全にあげられる場所確保が難しく、
これまでも、東京晴海と石川県内灘町の2箇所でしかあげていないという大物で、
石垣では国内3番目の飛舞へ成功となるか、そんな熱い注目の中、
梱包されている凧をほどくだけでも長時間の作業を
何十人掛かりで大汗になりながらの準備。
十分に気を使いながら、ゆっくりと慎重に進められました。
凧の宝庫・石垣島で世界一の大凧、沖縄の空へ。
何より、この巨大凧をあげるには、
風が強すぎるとバランスを取ることが出来ず、舞いあがらない、
という本体の特性から、風力計でしっかりいい風を見極めることも重要!

2mほどの風が最適という中、計測器は4m近い風を観測。
じっとその時を待つ緊張感と期待が募りました。

凧の宝庫・石垣島で世界一の大凧、沖縄の空へ。何せこれだけの巨大凧ですから、一度あげてから万一失敗となると、
二度目の挑戦までの準備に時間と人手が掛かるので、
一度での大成功が期待されたのですが、

GOサインの指示待ちでいよいよ1回目!!!

準備から1時間以上待ってようやくあがるか!!
大注目となりました!!

わずか数十秒間ふわりとしたものの
しかし成功とはいえず……、

ためいきの中、
しばらく待ってさらに二度目の準備を。

もう挑戦は無理かとも思いつつも、
観衆の熱い眼差しの中、なんとか再挑戦のGOサイン!!

“今度こそ”、その想いが通じたのでしょう。
大拍手が送られ見事国内3番目の大凧上げ成功地となったのでした!

八重山・石垣島は沖縄の空から、
全国、世界の空へ凧の雄大な舞に込められた人々の夢や希望がつながり
そして大きく羽ばたきますように!!!
(取材:吉澤直美)

祝!石垣市制施行60周年!
偉大なる凧文化継承・発展を祈念いたします!

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Posted by ryuQ編集室 at 2007年07月19日   00:00
Comments( 4 ) 趣味・遊び・お得
この記事へのコメント
大凧が飛翔する姿は、
パラグライダーで大空をフライトする時と、
条件は似ていますね!

2M前後の風が最適ですから・・・

石垣島・明石では、
人が大空を舞っていますヨ・・・・

大城イントラと飛んだ、
空からマンタを観る!

私も再チャレンジをいつの日にかと思っています・・・
Posted by 琉球弧風来坊・風人琉球弧風来坊・風人 at 2007年07月19日 22:17
琉球孤風来坊風人さん


そうでしたか!パラグライダーも2mが最適ですか!!

空の遊泳はやっぱりのんびりーゆっくりー雄大に
楽しめるのでしょうね(^^)

石垣は那覇より暑かったですーー(==;)
Posted by ryuQ 吉澤 at 2007年07月19日 23:05
ああ、この瞬間、私も目撃していました。
吉澤さんが私より少し前方にいらっしゃったんですね
見つけられずに残念でした。

大凧が舞い上がった瞬間、なんともいえない
清々しい気分でしたよねえ。
自分が凧になったみたいな。
Posted by レベッカ at 2007年07月21日 11:56
レベッカさん

指笛講習会も偶然でしたが
凧もいらしててのですか?(^^)

広い会場で挨拶もできず残念でしたが

あの日は暑く空がまぶしくまさに凧揚げ日和でしたね!

汗かきながらカメラ持って走りまわっていました

またぜひ石垣情報もお寄せください!!

八重山の話題もお届けしたいです!
Posted by ryuQ吉澤 at 2007年07月23日 08:18
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