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阿部敏郎スペシャル・インタビュー[後編]


歌手・阿部敏郎さんは家族と一緒に沖縄へ移住して6年目。阿部さんの奥様で同じく歌手の惣領智子さんは那覇市内に手作り料理やライブが楽しめる店『母家(おもや)』を1年半ほど前に開店させ、阿部敏郎さんも時々ここでライブをしています。県外からもファンの方々が沖縄での阿部さんとの接点をお目当てに来店することでも知られ、地元でもおいしい料理の味が評判の人気店となっています(書籍『気楽にいこうね!』も店頭販売中)。前編にひき続き、その『母家』でインタビューさせていただきました。今日はさらに深い話へと進みます。阿部敏郎さんからのメッセージをお届けします。
阿部敏郎スペシャル・インタビュー[後編]
——阿部敏郎さんの沖縄での講演活動もラジオも、とにかくみなさん阿部敏郎さんのお話が聞きたいというファンがどんどん増えていますし、阿部さんが話す“言葉”に励まされたり、悩みを吹き飛ばしたり、生きるということや、自分を見つめ直すなど精神的な活力になっていることが喜ばれていますね。

最近は特にスピリチュアルな世界に興味が高まっている時代のように感じるのですが、精神的な世界について、多くの人が言葉により慰められたり、やる気をだしたり、阿部さんの言葉のメッセージによる好い影響もかなり感じられているのではないでしょうか?


阿部敏郎:そうですね。そういう反応がどんどん増えています。時代というか、求められるのですね。たまたま僕は20年ほど前に究極の霊的体験があって、その後、禅も学ぶこととなりました。
そして、だからこそ伝えることを生きる目的にするようになったわけです。

心の目で見て・感じて・とらえたその貴重な体験を言葉にこめて伝えること、これはblogでも毎日まだまだ書いて伝えていきますよ。

——そういえばこの本の発行所の名前が「2012プロジェクト」とありますが?

阿部敏郎:これは「マヤ暦」(※1)で云われている2012年のことです。僕は2012年の12月22日まではblogを書くと宣言していますからね。
(※1=マヤ暦では2012年12月22日までしかカレンダーがないという。つまりその先のカレンダー(時を刻むもの)はない。一説には、人類の終わりを示唆しているともいわれている)
歴史的なこういう予言めいたことが当たるかどうかはわかりませんけど、1つの目標としてマヤ暦の示したその日まで、とにかく志を持って僕もメッセージを発信していくと決めましてね、そのプロジェクト名にしたんです。

——なるほど。 阿部さんならではですね。
2012年までにblogからのメッセージに加えて、具体的にやりたいことなど、どんなことを考えていらっしゃいますか?


阿部敏郎:いろいろ考えていますよ。たとえば住んでみて感じることとして、沖縄から発信したいことと、沖縄県外から欲しい沖縄の情報の差が大きすぎる。
一体どうしてなんだろう?とあきれるほど差があるんですよね。実際、こんなにも違うのか?と驚くほどでしょう? だからちゃんと沖縄のことを伝えたいと思っています。

また伝えたいのは言葉だけでなく、沖縄の魅力的な人達のことを書いたり話したりして、生き様を紹介するようなこともしたいと思う。これはもう僕の役目だとも感じているし大事なことだと考えています。例えば、カフェ『くるくま』の社長さんとか紹介したいですね。
沖縄のことをみなさんにたくさん伝えてゆきたいので、それを本などにまとめることも目標の中にあります。

—— 阿部さんのおっしゃる通り、沖縄と県外では情報の要求される場所もちがったり、どうしてなんだろう、これは大きく違うなぁと感じることがあります。阿部さん自身の沖縄暮らしでの出会いが、文字や言葉で語られ形になっていくのですね。これからも楽しみです。
ところで歌手・阿部敏郎さんとして、新譜などの予定はどうでしょう?

阿部敏郎:今すぐに新譜の予定はないのですが、沖縄に暮らしてからはこれまでに2003年9月11日に宮古島を襲った台風14号の災害復興支援の為に、下地勇と2人で災害復興支援チャリティーとして出したCDに『♪風が吹いて君と出会えた』がありますし、中城村の災害チャリティーソング『♪元気だしていこう中城』にも取り組みました。

——“伝えたいこと”があって、そこで必然的に歌が生まれてゆくのですね。

また、中林照琴村さん(なかばやし・てるきんむら)が夏の甲子園で沖縄県勢初優勝の沖縄尚学優勝の感動を歌う『♪沖縄が熱かったこの日を僕は忘れない』のプロデュースも有名ですね。夏の高校野球シーズンになると毎年ラジオへリクエストしたくなりますし、県外に住むうちなーんちゅうへお土産にしても喜ばれました。


阿部敏郎:あれは僕自身が感動してプロデュースしたんです。沖縄らしい歌だと思っています。
そういえば、blogの記念すべき1回目の掲載は、てるちゃん(中林照琴村)と一緒に高校野球の決勝を見にいった時でした(笑)。

——ところで阿部敏郎さんのライブについては、近々予定などはありませんか?

阿部敏郎:ちょうど来月にありますよ。 6月16日(土) 那覇市牧志(国際通りの牧志郵便局向かい側)のビル4階にある「D-Set Cafe」でライブがあります。

——楽しみですね。では最後にこの本の発売でまた様々な出会いがあると思います。そうして出会うみなさんへメッセージを是非御願いできますか?

阿部敏郎:伝えたいことがあります。
“基本は「自分でいいんだ」ということ”を感じてもらいたいんです。
“人と比較する自分ではなく、「一人一人は違うもの」”。
“「この自分でいいんだ」と気が付いてもらいたい”という願いがあります。
人は比較を超えて一人一人が違う存在なのですね。
それを受け入れてこそ自分を認め、そして「人を認めることができる」ようになるんです。
幸せとは「自分を受け入れることですから」。
それをぜひ知ってほしいのが僕の願いでもあります。

県外の方にも通販で本をお届けしています。また僕のblog(http://abetoshiro.ti-da.net/)もよかったら是非ごらんください。
阿部敏郎スペシャル・インタビュー[後編]
※編集部よりお知らせ:
オレンジ色に輝くてぃーだ(太陽)の顔が表紙の阿部敏郎・新刊『気楽にいこうね!』で、みなさんの心も顔も太陽の笑顔みたいに輝きますように!

■阿部敏郎さんの新刊『気楽にいこうね!』を、
『ryuQ』読者へ特別にサイン入りで
3名様にプレゼントします。
※応募フォームは、→コチラまで/
 “阿部敏郎サイン入り『気楽にいこうね!』希望”とお書きください)

※取材協力:
『母家』(http://omoya.ti-da.net/) 沖縄県那覇市西1-7-1 電話:098-866-5880

(文:吉沢直美、編集:KUWAこと、桑村ヒロシ)



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Posted by ryuQ編集室 at 2007年05月29日   00:00
Comments( 0 ) 沖縄の人々
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