豚に天使の羽!幸運を呼ぶ置物『飛豚(とん♪とん)』

沖縄では豚は鳴き声以外は全部食べると言われるほど、豚はどの部位まで全て上手に料理して、色んな料理に工夫して使います。
でも昔はそう簡単には食べることが出来ず、1年に1度、正月などに大事に育てた豚を家族で食べるなど、貴重なものでもありました。
だからでしょう、大事な御祝料理や正月、祭など行事の料理にも「豚」料理は欠かせません。県民に愛されている「豚」です。
さて、昔の沖縄では、自宅の敷地内の庭に豚小屋を備えて家畜として育てていた家々が多くありました。
そうした普段の暮らしに身近にいる豚は、人間の生活習慣にも日々役立つ働きをしていたのだそうです。

どんな働きかというと、外から帰ってきた家の人たちは、すぐに家の中に入るのではなく、まず豚小屋のところへ行って、豚をひと鳴きさせて邪気を払ったのだそうです。
つまり「ぶひぶひー!」「ぶー!」とわざと鳴かせて、外で憑いた悪い気をちゃんと払い落してから家に入ったのだそうです。
鳴き声以外は全部食べるといわれる沖縄ですが、なんと「鳴き声」さえも活用していたというユニークな風習があったのでした。
邪気を家に持ち込まない沖縄ならではの知恵は素晴らしいですね!

そしてこの風習は、現在のお年寄りたちには体験している人もいるようですが、時代もどんどん変化してもう今は沖縄でも一般の家庭で豚小屋があったり豚を飼っている家もほとんどなくなり、そんな話を知る人も、語る人もどんどん消えかけようとしているのでは!?と思い立って、沖縄の大事な話を語り継ぐものを形にして残しておこうと、実話である沖縄の「豚伝説」の象徴となるように、豚に天使の羽をつけた置物を考案し、焼き物で「飛豚(とん♪とん)」を生み出し、製作しているのが糸満市の泉川由美子さん。

まるで「豚の天使!!」一目見れば、その、愛らしい表情や姿に誰もが魅了されてしまいます。
手のひらに乗せられるほどの小ぶりの天使の羽つきの豚の焼き物「飛豚(とん♪とん)」は、沖縄らしい三線や花笠を手にするカップル豚や、ハイビスカスやゴーヤーの絵柄入りのもなどもあり、色合いも綺麗です。
そのすべての表情も柄も、小物も、色合いなどデザインもすべて1から完成まで泉川さんがたった一人で作っているというから驚き!! 鮮やかな色や柄などは顔料を使用して、泉川さんが特別に調合して描き、1230度で焼き上げているのだそう。

よく、後から色を塗ったの?と聞かれるということで、
「決して後から色付けしたのではなく素材に色・柄を入れ焼き上げているので、水などに濡れても色落ちしませんよ」と教えてくれました。
豚といえば、沖縄に限らず、世界中に置物や人形などになっても親しまれていますが、翼のある豚は幸運を招くという言い伝えがあり、オリジナルで考案した飛豚は邪気払いだけでなく、本当に幸せを呼ぶ置物として大変喜ばれ、購入された方々からは「いいことがあったよー」「幸運になった」、という反応が多く、泉川さん自身も予想以上の反響や効果に嬉しく驚いているそうです。
特にトイレに置いた方からは、運気が上昇したとか、すっきりと運(うん)が良くなってゆく方も多いのだとか!
この「飛豚(とん♪とん)」、昨年'07年10月に行われた沖縄の産業まつりで意匠の部で県知事賞「優秀賞」を受賞する幸運を招いた!
さらに泉川さんは沖縄で邪気払いといえば欠かせない「シーサー」にも幸運を招く天使の羽をつけてみようと置物を創作。すぐにもその愛きょうある姿が人気を呼び、さっそく今年'08年2月、日本商工会議所・全国観光土産品連盟共催の全国観光推奨土産品審査会で連盟会長努力賞を受賞!

幸運を招く効果をどんどん発揮しています。
沖縄の古くからある大事な風習を生かして語り継ぐ願いをこめて、邪気を払い天使の羽で幸運も招きいれ、飛躍するよう「飛豚(とん♪とん)」「羽付きシーサー」は1つ1つ愛情いっぱいに作られています。
開店、引っ越し祝い、お見舞いに、また沖縄のお土産にもいいですね。
(※1体600円〜・2対で2500円〜)
現在「飛豚(とん♪とん)」も「羽付きシーサー」も販売している場所は、糸満市の茶処「春うらら」とつい最近から読谷村の「残波岬ロイヤルホテル」でも扱いが始まったばかりと、限られていますが、
泉川さんの自慢のおいしい手料理と楽しいお話なども楽しみに、糸満までドライブして「飛豚飛豚(とん♪とん)」に出会って運気アップしてみませんか?
※飛豚(とん♪とん)は意匠・商標登録商品です。
●工房&茶処「春うらら」
住所:糸満市兼城198-6
電話:098-992-0663
営業時間:11:00-15:00
夜は要予約制
定休日:日曜日
HP:http://plaza.rakuten.co.jp/yumiharuurara/
(文+撮影: 吉澤直美、編集: KUWA)
→そして、沖縄の人気blogランキングはこちら
さらに泉川さんは沖縄で邪気払いといえば欠かせない「シーサー」にも幸運を招く天使の羽をつけてみようと置物を創作。すぐにもその愛きょうある姿が人気を呼び、さっそく今年'08年2月、日本商工会議所・全国観光土産品連盟共催の全国観光推奨土産品審査会で連盟会長努力賞を受賞!

幸運を招く効果をどんどん発揮しています。

開店、引っ越し祝い、お見舞いに、また沖縄のお土産にもいいですね。
(※1体600円〜・2対で2500円〜)
現在「飛豚(とん♪とん)」も「羽付きシーサー」も販売している場所は、糸満市の茶処「春うらら」とつい最近から読谷村の「残波岬ロイヤルホテル」でも扱いが始まったばかりと、限られていますが、
泉川さんの自慢のおいしい手料理と楽しいお話なども楽しみに、糸満までドライブして「飛豚飛豚(とん♪とん)」に出会って運気アップしてみませんか?
※飛豚(とん♪とん)は意匠・商標登録商品です。
●工房&茶処「春うらら」
住所:糸満市兼城198-6
電話:098-992-0663
営業時間:11:00-15:00
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定休日:日曜日
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(文+撮影: 吉澤直美、編集: KUWA)
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「天使のお茶会 第三話」のイメージワークをやっていて羽が生えた!!(@@; と 自分自身に驚いていた頃・・・ブログめぐりをしていたら、吉澤さんがこんな話題をUPされてました...
豚に羽
【
なんくる主婦の年中わーばぐち
】at
2008年03月11日 01:00
この記事へのコメント
か、可愛い!
心わしずかみされちゃいました!
心わしずかみされちゃいました!
Posted by pyo at 2008年02月26日 16:24
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
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