全国450カ所で5万人を動員した感動の実録映画3部作一挙公開
7/24(土)10:00から那覇市てぃるるホールにて、感動のドキュメンタリー映画3部作『1/4の奇跡』『光彩の奇跡』『宇宙の約束』の上映と、岩崎靖子監督の沖縄初の講演会が開催されます。
全国450カ所で5万人を動員した感動のドキュメンタリー映画を自主上映し続けている皆さんと、実際にご覧になった方々のコメントなど、生の声をご紹介したいと思います。
——この一連の映画3部作を全国キャラバン中とのことで、7/24(土)には沖縄で開催ですね。どのような内容なのかご紹介ください。
沖縄上映会の実行委員長・鉾山さん:多発性硬化症という、体が少しずつ動かなくなって最後には死に至るという病気で亡くなった笹田雪絵さんが残してくれた言葉、
「人は障がいがあるとかないとか、そんなことじゃなくって、
“みんなが違っていい、みんなが大切な存在”。
そのことを世界中の人が当たり前に知っている世の中にして。」
というメッセージを、特別支援学校の教諭である山元加津子さん(通称かっこちゃん)が受け継いで、たくさん本を書いたり、日本国中あちこちで講演して回っている姿を記録したドキュメンタリー映画が『1/4の奇跡』なんです。
この映画を観て感動した人や話題を聞いて上映会をやってみたいって思った人の輪が、どんどん広がって全国あちこちで上映会が開かれるようになってきました。
それと同時に、シリーズのように映画も次々と創られていって、現在では全3部作の映画が配給されています。
すべてはひとつのメッセージから始まっていますが、それがたくさんのドラマを創っています。
今回、その3作品の映画を上映し、その映画作りに関わってきた人達のお話を聞く機会を作ることが出来ました。
この集まりが次のドラマを創るきっかけになって、どんどんつながって広がっていったらいいなって思います。
——とくに、どういうところを観たり感じたりしてほしいのか、ポイントとはありますか?
鉾山さん:自分も含めて“みんなが違っていい、みんなが大切な存在”って思えて、自分のことも周りの人もみんな大好きになって、生きることがとっても嬉しくなってくれたら、僕も嬉しいです。
それから、この映画の上映会をやっていて必ず嬉しくなる感想を頂いています。それが僕がこの上映会を続けている原動力になっています。
「上映会をやってくれて“ありがとう”」って言われますが、そのまま「来てくれて“ありがとう”」って返しています。
そんな“ありがとうの輪”が広がっていったら素敵だなって思っています。
——それでは、実際にご覧になられた方々の感想をいくつかご紹介していただけますか?
・「ありのままでいい。その言葉の意味は分かるけど心からそう感じられることって正直やさしいことではないような気がしています。
だけど、この映画はそのことをあたたかくあたたかく伝えてくれました。ありがとうが心からあふれてきました。
ありのままの自分、ありのままの状況を自分の中で受け入れて、心からありがとうと想える人達が増えたら、本当に自然と多くの人達とつながっていけるんだろうなぁ。
それを日々の生活の中で感じて生きていく。そんな力を分けてもらいました。ありがとうございます。」(Aさん)
・「すごく気持ちが素になれました。なんか本当のこととか真実とかって、みんな体や心の中にあるもので知っていることだと思う。
だけど大人になっちゃって、いろんなこと考えちゃって分からなくなってくる。
でも、子どもたちやかっこちゃんの話とか聞いてると、心の中心に触れられて素になって“あぁ〜、やっぱりこういうことなんだ”って思い出す。
子どもたちのように、いつも、その本当の部分に触れながら毎日を送れたらきっと素敵に生きられると思いました。」(Bさん)
——ドキュメンタリー映画『宇宙の約束』の岩崎靖子監督からもメッセージが届いていますのでご紹介しますね。
岩崎靖子監督:私は映画『1/4の奇跡』『光彩の奇跡』にはプロデュースコーチとして、『宇宙の約束』は監督として作品に関わりました。そしてそれを配給する活動もしています。その中で感じた事は、「何て人って美しいんだろう」ということでした。
人の中には限りなく優しく気高く愛に溢れた泉があって、そこから溢れる気持ちと気持ちで人がつながったら、どんな未来がくるんだろうとよく考えます。ドキドキします。キャラバンでそれを創りだしたいです。一緒に体験したいです。
「あぁこうしてここに一緒に生きていられるって、何て幸せなんだろうね」ってじんわり感じられたら最高です。そのために、全国の仲間にキャラバン主催してくださいと呼びかけたら、みんなが力強く立ち上がってくれました。
その仲間と創りだす、日本全国雪絵ちゃんの願い実現キャラバンに、ぜひ来て下さい。沖縄の新しい仲間たちに出会えるのが今から待ち遠しくてなりません。
——最後に、全国キャラバンを展開している映画配給元のハートオブミラクルのスタッフの皆さんからもメッセージをどうぞ。
アルバ岡田さん:広いひろい宇宙という観点から見ると、人も動物も植物も、更にはものやできごとも含めて、みんなで一つのいのちを生きているということだと思います。一人ひとりはその一部。そして、それぞれ掛け替えのない役目を担っているのだから、ありのままで大丈夫。それを一人でも多くの方が感じられる場になるように願っています。
三浦喜美子さん:みなさま、一生にその日しかない一日を一緒に過ごしませんか? みなさまとの出会いを楽しみにお待ちしています。
日時:7月24日(土)
開場:午前9時半、開演:10時
場所:那覇市てぃるるホール
(沖縄県男女共同参画センター。
運転免許試験場横、パシフィックホテル奥)
住所:那覇市西3-11-1
参加費(1日通し券):
・大人1500円、高校生以下1000円、
未就学児無料(当日は500円アップ) ※再入場可
プログラム詳細(予定):
9:30 開場
10:00 開演・ごあいさつ
10:10 映画『1/4の奇跡〜本当のことだから〜』(上映後 休憩45分)
12:40 ハートオブミラクルスタッフからのお話し
13:30 映画『光彩〜ひかり〜の奇跡』(上映後 休憩15分)
15:20 岩崎靖子監督講演
15:50 映画『宇宙(そら)の約束〜いのちが紡ぐ愛の詩〜』
17:45 終了
お問合せ、お申し込み:沖縄ハピル隊・鋒山(ほこやま)
電話番号:090-1943-1514
メール:okinawahapirutai@gmail.com
■映画『1/4の奇跡〜本当のことだから〜』
「“病気の雪絵をまるごと愛していく”ありのままの自分を受け入れて生きた
雪絵ちゃんの生き方が感動のうねりを巻き起こす。」
(出演:山元加津子他 監督:入江富美子 2007年 100分)
■映画『光彩〜ひかり〜の奇跡』
「“雪絵ちゃん、見ててよ!”雪絵ちゃんの生き方が絶望の日々に灯りをともす。
ありがとうから生まれた奇跡と感動の物語。」
(出演:寺田のり子他 監督:入江富美子 2008年 90分)
■映画『宇宙(そら)の約束〜いのちが紡ぐ愛の詩〜』
「私とあなた 広い宇宙の中で長い時間の中で出会えたのは“約束”だから
かっこちゃんと一緒に“いのち”の不思議を探る旅にでかけませんか?」
(出演:山元加津子他 監督:岩崎靖子 2008年 95分)
(取材編集: 桑村ヒロシ、取材協力: 沖縄ハピル隊)
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