サースティロード物語[前編]

ryuQ編集室

2008年04月10日 09:00


沖縄を拠点に県内外で活発に活動する3人組のサースティロード
(ヴォーカル: 岩田秀聡、ギター: 中嶋成臣、ベース: 松本裕之)

彼ら3人は全国各地で路上ライブ活動をしながら2004年、初めて沖縄で路上ライブを挙行。これがご縁で、沖縄で活動することを決意し移住。2005年夏より北谷町美浜のストリートライブを本格的に始動し、これまで述べ400回のライブを超す活動になる。

'05年9月に発売したオリジナル曲『雨の日曜日』は現在もロングヒットの人気を継続中!
飛躍が期待される彼らの待望の2nd Mini Alubum『たった一人のエール』(7曲入り)が2008年4月2日に沖縄限定発売された。

2008年、注目のサースティロードの新譜発売記念・特別インタビューをお届けします。

——沖縄移住を決意したキッカケから教えていただけますか?

サースティロード・岩田:もともと岩田と中嶋は神奈川県の中学の時の同級生で、10代の頃から2人で音楽活動をしていました。全国各地で路上ライブ活動をしている中で、栃木でベースの松本と出会いがあり3人で音楽活動をするようになりました。


そして路上ライブ活動の中で、沖縄にはじめて来たのが2004年。

イクマアキラさんと以前から知り合いでしたので、はじめて沖縄に来た2004年の時のライブは、イクマさんのご縁で北谷町の美浜で路上ライブをやることが出来ました。その時、すっかり沖縄に魅了されてしまい、沖縄で活動しようと決めたんです。

——沖縄での初・路上ライブの印象を覚えていますか?

サースティロード・岩田:全国各地で路上ライブをやっていましたが(たとえば駅前とか)、割と狭い場所でやっていたことが多かったので、美浜はとても広い空間で、気持ち良くライブが出来ました。またそこで聴いてくれているみなさんとのふれあいがとても好印象だったので、沖縄で音楽活動したい!と気持ちがもうすっかり沖縄につかまりました。決意してすぐに移住しました。

——移住した沖縄の暮らしはいかがですか?
サースティロード・中嶋:暖かい処が好きなので暮らしやすいです。食べ物も最初は知らないものや、わからないものもありましたが、最近はゴーヤーチャンプルが大好きになり、体にも合うみたいでよく食べますし、いろいろ気に入っています。

サースティロード・岩田:最初はたまに実家が恋しくなったりということもありましたが、沖縄にいると何より体調がとてもいいんです。声もだいぶ広がりが出るようになりまして沖縄の暮らしが心地よいですね。風邪もひかなくなりました。とても気に入ってます。

サースティロード・松本:来たばかりの頃は、あんまり暑いので、最初はどうしたらいいのか戸惑いましたが、もう暑いのも慣れましたし、沖縄の暮らし方も身に付いてきまして楽しいです。

——3人は一緒の生活だそうですがいつも3人一緒なのですか? 音楽制作などはどんな風にしているのでしょうか?

サースティロードの3人から:面白いことに、朝型の中嶋、昼型の岩田、夜型の松本と3人3様なんです。各自の時間も大事にしていますから、それぞれが個々の創作活動をして、それから3人でじっくりしあげています。

——沖縄から全国への飛躍が期待される『サースティロード』の名前の意味やネーミングの由来など教えてください。

サースティロード・中嶋:『サースティロード』というのは、造語で“サースティ”は“のどが渇く”。“ロード”は“道”でこれを合わせて、
意味としては“喝望する生き方”乾いた世界も貪欲に僕たちの歌で潤したいなどの想いからつけました。

——ロングヒットとなっている『雨の日曜日』はとても人気がありますね。

サースティロードの3人から:沖縄に暮らしたら、案外雨の日が多いことがわかったんです。
それで、この歌は沖縄に住んだからこそ気がついたこと、感じたことを込めてラブソングにしました。
この歌からサースティのファンになってくれた方も増えて嬉しく思っています。

※インタビュー[後編]ではいよいよ新譜2枚目のミニアルバムについて聴きどころをご紹介します。(つづく

※本日17:00に更新予定です。お楽しみに!

(文: 吉澤直美、編集+撮影: KUWA、取材協力: ワイズミュージック)
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