おそらく世界初になるだろうというビッグニュース付きで、25度のラム酒が沖縄県南大東島から誕生したと、
沖縄電力にて記者会見が行われました。
南大東島といえば、沖縄県内屈指のさとうきび栽培で知られ、環境保全型農業推進コンクール大賞、農林水産大臣賞も受賞しています。
そうした品質の高い南大東島のさとうきびから、沖縄ならではの県産ラム酒を製造販売する
(株)グレイスラムが、沖縄電力(株)の社内ベンチャーから設立されたのが4年前。
無添加無着色のホワイトラム『COR COR(コルコル) 赤ラベル』と『COR COR 緑ラベル』の2種類(各40度)を、平成17年7月より発売。本格派と好評のオリジナルな味わいを生み出しています。
今回また新たに(株)グレイスラムから誕生した『COR COR25』は、従来品の度数40度をぐっと下げた25度の商品であることが大きな特徴です。
なにより、気軽に居酒屋や晩酌などで、水割りやロックで飲みやすく、親しみやすい身近なラム酒としてアピールしよう、と開発されました。
製法は従来品とほぼ変わらず、無添加無着色のホワイトラム。
さとうきびの味わいや香りを口当たり良く柔らかなマイルドにし、さまざまな料理(食事)との相性も良く合わせやすい商品です。
ラム酒初心者やラム酒ファン層の拡大を大きく期待しています。
ボトルごとそのまま冷蔵庫で冷やしたり、冷凍庫で凍らせてもおいしく、パーティなどでの楽しみ方も広がるのではないでしょうか。
600mlボトル/値段は1280円(税込)。
沖縄コンベンションセンターで明日22日(土)から始まる
『離島フェアー2008』にて発売がスタートします。
ラベルには南大東島のアイドルといわれる、大東諸島固有のダイトウオオコウモリが描かれ、南大東島生まれのラム酒をアピールしています。
「さとうきびのお酒」の文字表記も大きめに印字して、ラム酒はさとうきびのお酒であることも、よりわかりやすく表記しています。
(株)グレイスラム金城祐子社長によれば、
「世界で親しまれる数あるラム酒の多くは40度が主流で、高い度数では75度というのもあるが、30度より低めの度数で作られたものはこれまでまだ出会っていないので、今回ラム酒としては世界で極めて珍しい低い度数、貴重な25度ラム酒が沖縄の南大東島で完成し誕生した」とのこと。
つまり「世界初の25度ラム酒が、沖縄で誕生!!」
世界のラム酒ファンが沖縄まで飲みに来る日も遠くないかもしれません。
記者会見では、同席した南大東村役場産業課長・濱里保之さんより、
「自分たちの島のさとうきびで作られ、島で製造されるラム酒をまず地元住民たちがより親しみ、愛着心を持って誇れる地酒として、島の行事などお祝いごとでは必ずラム酒COR CORで乾杯など地元に浸透させどんどんファンとなっていくことも積極的に推進しているところです。
また、沖縄本島の『離島フェア』と同時期に開催される、東京池袋のサンシャインで行われる全国の島々をPRするイベント
『アイランダー2008』(11月22、23日/国土交通省 ・ 財団法人 日本離島センター主催)に南大東島も参加出展しますので、全国へ向けてこの新商品を含め、島の魅力をPRしてきます」と熱い島の想いも伝えられました。
新商品『COR COR25』はマイルドでありながら、これまでのCOR CORならではの独特な個性、味わいをフレッシュに楽しめます。離島フェアの会場でぜひどうぞ。
ネットでの全国通販は、12月1日より、
グレイスラムHPにて開始予定です!
■問合せ先:
株式会社グレイスラム
TEL:098-941-3610
沖縄電力株式会社 総務部 広報室
TEL:098-877-2341(代表)
(文+写真: 吉澤直美、編集: KUWA)
(取材協力: (株)グレイスラム、沖縄電力(株)、南大東村)