7年ぶりに再開!「レディース泡盛の会」

ryuQ編集室

2008年11月11日 09:00


女性や若い世代へも泡盛ファンを広め、県内外へ泡盛の販路を拡大しようと平成4年に発足した「レディース泡盛の会」。

会の開催(活動)を通して、女性の泡盛ファンも増加し、身近なお酒として広く県内外への出荷量も好調に伸びていったことから、平成14年の10回目(10年目)を節目として、一旦活動を終えていました。

しかし、ここ数年、泡盛の出荷量が伸び悩みをみせていることから、女性の視点から新たに、より魅力ある泡盛の世界をアピールし、楽しみ、その良さをPRして、泡盛ファンを広めようと、7年ぶりに「レディース泡盛の会」の活動を再開するパーティが開かれました。

会場となったのは、那覇市にあるハーバービューホテル・クラウンプラザの「彩海(さいかい)の間」。7年ぶりの集いの再開を大きくアピールするにふさわしい場所で開かれ、飲食、ホテル、旅行業、伝統文化、芸能、泡盛マイスターの資格保持者、などなど県内で活躍する各界の女性リーダーたちや一般の泡盛ファンの女性たちなど、約350名が華やかに集いました。

今回の再開を機に、新しくレディース泡盛の会の委員会委員が組織され、会長には安里カツ子県副知事が就任。安里会長は「再開を機にコミュニケーションや交流を深め合い、女性パワーで元気な島にしたい」と笑顔で喜びと期待をこめた開会の挨拶をされました。


7年ぶりの開催も、これまでの継続であることを記して「第11回」と回数も表記され、これまで通りの伝統も受け継ぎ、“こよなく女性を愛し 泡盛を愛し 沖縄の郷土を愛する紳士”である男性を厳選し「レディース泡盛の会 特別大使」に任命しました。

第11回レディース泡盛の会特別大使に任命が授与されたのは、南島詩人・平田大一さん、(株)ミヤギパッケージ 代表取締社長 宮城通治さん、日本銀行那覇支店 支店長 水口毅さん、食品加工研究所 室長 早野視津留さん、NHK沖縄 支局長 熊谷雅宣さん、ANAセールス沖縄 代表取締役社長 作田隆男さん、(株)JALセールス沖縄 代表取締役社長 坂井博さん、陶芸家 山田真萬さん、(株)ティスコジャパン 代表取締役社長 二宮徹さん、(株)三倉食品 代表取締役社長 佐久間健治さん、の10名のみなさんです。

これまでにも、県知事の仲井真弘多氏、ディアマンテスのアルベルト城間氏など、さまざまな男性が特使に任命されてきました。特使には、レディーズ泡盛の会と、泡盛のさらなる発展に寄与されることが期待されています。

華やぐパーティのステージでは特使に任命された平田大一さんや、泡盛が大好きという「しゃかり」の千秋さんも特別出演。

お祝に届けられた県内27メーカーから366本の泡盛を存分に味わいながら、さらに泡盛ヌーボーとしてワインのボジョレーヌーボー解禁日に合わせて、これから発売になる噂の新泡盛も一早く紹介され特別に試飲を楽しみ、女性たちの笑顔は泡盛でより輝き、交流に花を咲かせました。

レディース泡盛の会は、来年以降も毎年開催さる予定で、泡盛業界の発展とファン拡大へ、女性パワーが期待されます。

(文+写真: 吉澤直美、編集: KUWA、取材協力: レディース泡盛の会)

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