6月1日は、かりゆしウエアのシーズンインをつげる
「かりゆしウエアの日」(2007年制定)でした。
沖縄県産ブランドシャツ「かりゆしウエア」は地球に環境にやさしいクールビズシャツとして全国各地に進出し、お馴染みになってきました。そして今年は、かりゆしウエア生誕20年!
最近の10年間で全国販売展開も広がり、売上は8倍以上の伸びをみせているとのことです。
デザインも豊富になり、デザイナーズブランドや沖縄伝統柄、各ショップオリジナルなども登場し、ファッションショーなども県内外で開催されるようにもなりました。
県内では早くから各企業などではユニフォームとして「かりゆしウエア」が広く用いられ、県民に愛用されています。
さて、夏本番のシーズンインに合わせて先日(5月27日〜29日)、「沖縄の水産業をアピールし、沖縄の水産業を元気に!」をコンセプトに、水産業をテーマにした<かりゆしウエア>「海のおきなわウエア」をPRする写真展「お魚まつりで男前になれ 〜みんな男前になって水産を元気にしよう〜」が県庁1F県民ひろばで行われ、多くの人が注目しました。
「海のおきなわウエア」とは、県内の水産団体で構成する実行委員会と沖縄県立芸術大学がタイアップし、2005年より毎年デザイン絵柄コンクールを実施して優秀な作品を起用し制作発売しているもので、今年で4年目。
今年は、「お魚まつり」とネーミングされた芸大2年の井ノ口真帆さんの作品が選ばれ、沖縄のサンゴの海と魚たち、漁網をあしらい、水産資源の豊かさと元気な水産業が表現された色鮮やかなデザインになっています。
えんじ色、緑色の2カラーを基調に各男性用女性用(各7,350円)を制作。
(*水産業を元気に、というウエアの工夫としてボタンは、沖縄産の天然のタカセガイを使用しているのも大きな特徴です)
そして毎年、この「海のおきなわウエア」の収益金の一部は、漁船海難遺児育英資金へ寄付されています。
今年は写真展の初日に行われたセレモニーの中で、昨年(2007年)の1075着の売上より、糸満盛健県漁業振興基金理事長が53,750円を下地敏彦県魚連会長に贈呈しました。
糸満理事長は「海のおきなわウエア」を初年度よりご夫婦で毎年購入愛用されているとのことで、この日も最新の今年のウエア姿でご夫妻でモデルとなった写真をご夫婦2人揃って笑顔で見学もし、ゆっくり楽しまれていました。
「まさに元気の出るウエアで気に入っています」と糸満さん。奥様も「夫婦で楽しく着ています」と笑顔でいらっしゃいました。
展示された写真は今年の「お魚まつり」のウエアを着用した海人、漁協組合、水産業関係者、ユニークなモデルには毎年この海のおきなわウエアを県外在住で通販で購入し愛用している御贔屓ファンの方、また今年のデザインをした井ノ口さん自身もモデルとなった写真など50点が展示され、プロ顔負けの粋なモデルぶりに談笑し、足を止めて海のおきなわウエアの着こなしやデザインに魅了され「ぜひ着てみたい」という声が多く、評判も上々でした。
一度着ると水産関係者に限らず女性も毎年購入するファンや、マイコレクションしながら海のおきなわウエアを着こなす方も増えているそうです。