スタンダード沖縄

ryuQ編集室

2010年07月16日 09:00


異業種企業が集まり沖縄のものづくりを応援するプロジェクト『スタンダード沖縄』が始動!
デザイン家電のamadanaなどを手掛けた田部井氏と多和田氏の(株)ルーミー(宜野湾市)、お洒落なセレクトショップMIX Life-styleの(株)ミックス(宜野湾市)、沖縄No1ブログメディアの(株)てぃーだスクエア(浦添市)、フリーペーパーBe-oの(株)タダマガ沖縄(浦添市)の4社からスタートしました。

■沖縄県産品に付加価値をつける

沖縄物産として販売されている沖縄県産品を、洗練されたデザインを付加することで価値を上げ、新たなブランド化を目指すという『スタンダード沖縄』。

中身とパッケージのほか、アウトプットとなる情報発信の方法も、ネットでは強力なクチコミメディアとしてTI-DAとタッグを組み、またリアルメディアとしての紙媒体はbe-oと関連イベントを展開してゆく予定とのこと。
(→記者会見のビデオ再生はコチラ)

■県外市場へ向けてセレクトショップ展開と会員制サイトをOPEN

また実店舗販売のほうでは、セレクトショップとして実績のあるMIXが手掛けていくとのこと。これはかつてデザイン家電のamadanaが成功していった手法と実績を元に展開。

さらには、完全会員制サイトで県外PRをはかっていくとのこと。7月11日からは専用サイト『MIX-TOKYO』が実際にオープンし、稀少かつお得な商品を提供しはじめています。
■『スタンダード沖縄』の意義

これまで県内で良い商品を製品化したにもかかわらず、デザイン性が乏しかったり、告知が不足していたり、販路に困っていたなどをトータル的にサポート出来るサービスでもあり、民間企業のプロジェクトだからこそ解決できるサービスが誕生したともいえます。

■具体的な参画メーカーによる新商品

会員制サイト『MIX-TOKYO』で実際に販売開始した新商品が『オニギリのトモダチ』。石垣牛の牛脂を使用した油味噌です(ジンジャー味/レッドチリ味)。商品開発には石垣島の人気店『炭焼焼肉 大』が参加し、研究に研究を重ねて商品化した逸品とのこと。
※『オニギリのトモダチ』2400円で限定販売中!(90g600円×4個セット)


そのほか、石垣島のアンパル陶房が釉包みという新しい技法による陶器を、洗練されたモダンなデザインにて、また新たな商品を生み出していくそうです。

また、この新しい県産品のブランド化プロジェクトにぜひ参画してみたいというメーカー企業を随時募集中とのこと。
(お問い合わせ先:(株)ルーミー・担当:天井(アマイ)宛r.amai@roomy-s.com

県内外の市場の活性化、需要の広がりをつくっていこうとする新しい試みの民間プロジェクト『スタンダード沖縄』に注目です。

(レポート: ryuQ編集部・KUWA)
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