『アースキャラバン2008』西表島編(後編)
沖縄からはじまり北海道まで日本横断の旅をしながら、各地の身近な自然を大いに体感しながら学び感じる“自然体験ワークショップ”&“出前授業”の
『アースキャラバン2008』。4月5日に西表島からスタートしました。
[前編]に続いて、西表島で参加した子供たちとの体験記を綴ってゆきます。
●イカダ作りと旗作り!
さあ!早速スタートだ!
まず、子供達が3班に分かれてチーム名と旗のシンボルを決める所から始まる。15分ほどを使ってみんなアイディアを出し合って決まったチーム名は、西表ならではの名称も使って「ゴッカロー(アカショウビン)」「カマイ(イノシシ)キャラバン」「チームバナナ」と決定。
次に子供達は、糸を作る材料にもなる「糸芭蕉」を、イカダ作りの材料として採りに行く。昭子おばぁに習って、切って皮をはいで、みんなでヨイショヨイショと遠浅に引いた海へ運ぶ。セヴァンもスバル君も子供達と一緒にテキパキと働いている。
ここまで済んだ所で、楽しみにしていたお昼タイムがやってきた! 紅露工房の庭で配られた、バナナの皮に包まれたおにぎりとおかずは見た目だけでも嬉しいし、みんなで外で食べるのは更にとてもおいしかった。食後は私もウクレレで歌ったりしてしばらくのんびり休憩。
食後に第1回記念撮影。ここで昭子おばぁからサプライズプレゼント! このキャラバンがここ西表島から始まって北海道まで行く事を知り、大切に染めてくれたという、大きな「アースキャラバン2008」の旗!実は昭子おばぁ、以前北海道でアイヌの方に伝統の染め物を頂いた事があるから、そのお返しをこのキャラバンを通じてお返ししたい、という事だった。まさに「思い」のこもったバトンが渡された。午後は海でイカダを作るチームと、工房で旗を作るチームに分かれて作業。
まず旗チームは2種類の布に下書きをし、その絵にロウを塗る。しっかり乾いたら藍色の染め液の中にそっと浸けると、ロウの部分以外が染まる。何度か液に浸けるとしっかりと色が付いている。天日で干した後は工房内に取り込んで、新聞紙をかぶせてアイロンがけ。すると下書きのロウが熱で溶けて、新聞紙に吸い取られる…なんて面白い知恵なんでしょう!
それからイカダチームは3つの班それぞれに船を作る。竹とツタで簡単な枠を作り、それにさっき運んで来た糸芭蕉の幹を並べて、更にツタで縛っていく。
15時にはとても個性のある3つのイカダが完成! 早速、水上に出してみると…? 浮いた〜!! 水芭蕉が重いから心配していたけど、大人が乗っても沈まない! 大成功!
旗もイカダも一段落した所で、おやつタイム! ポーポーとサーターアンダギーを手に、みんなの笑顔とお喋りがはずむ。甘い物を食べてまた元気出て来た!
今度は旗チームも旗を持って、全員で海へ。さっきまでの干潟と全く違って、もう岸の方まで潮が満ちて来ている! 早速、イカダにそれぞれの旗を付けて船を出そう! 最初は恐る恐るだった子供達も沖へ沖へ、カメラマン達も肩まで水に浸かりながらも楽しそうに撮影している。
あっという間に夕方がやって来て、風が冷たくなって来た。最後にみんなでそれぞれのイカダに乗って、全員で記念撮影!子供達の表情が、朝よりたくましく、頼もしく見えた。
みんなは工房に戻って、最後に感想を聞いたりする時間だったけど、残念ながら私は翌日朝から沖縄本島南部、玉城の海でのイベント「海楽」の司会として出演なので、どうしても今日中に戻らなきゃいけないので、みんなにちゃんとお別れもできないまま、自転車をぶっ飛ばして上原港へ。18時の最終便の船に乗って西表島に別れを告げた。
●第2回目「沖縄本島編」は泡瀬干潟でシーサー作り!
そして4/19にやってくる2ヶ所目は、沖縄本島中部、沖縄市で開催。泡瀬干潟で貝を拾い、その貝を耳やシッポなど使って昔ながらの素材でシックイシーサーを作る。そして、カンカラ三線という究極のリサイクル楽器で歌ったり、カクマクシャカのラップを楽しむという盛りだくさんの内容。こちらもまた、泡瀬ならではのお昼ごはんも楽しみの1つ! もしも「参加」できなくても、ぜひ遊びに来てね! スバル君がこのカンカラ三線を持って日本を縦断して、旅を終える頃には何か弾けるようになっているかも?!
(※NEWS:
『アースキャラバン2008』公式HPから
4/19(土)沖縄本島泡瀬干潟への参加申し込みできます。
申込締切日が4/11→4/18(金)まで受付延長しました!)
→『アースキャラバン2008』西表島編 [前編] を読む
(レポート:
KEN子、編集: KUWA)
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