宮古島の唄巡りシリーズ006『♪平安名の真津小』
宮古民謡界の若手唄者・砂川国夫と巡る宮古島の唄の旅シリーズ第六弾。
音声ファイル付きで宮古島の唄をご紹介するため、
宮古島の各地でフィールドレコーディングしてきたもので、
波の音、風の音、鳥の鳴き声など、空気感までそのまま収録してきました。
臨場感たっぷりと、どうぞお楽しみください。
(♪唄を試聴できます。※再生ボタンを押してください)
宮古島の唄シリーズ第六弾は『♪平安名の真津小』という唄を取り上げます。
この唄も前述の豆が花と同様に二通りの歌い方があります。今回は三線の基本の調子である本調子で歌われる歌詞を紹介します。
城辺の平安名地区に住んでいた真津小(マチャガマ)という絶世の美女が役人達に呼ばれて遊びに行くのを地元の男達がひやかしているのを真津小が巧みにかわしている様子が歌われています。
1.ハレ真津小や何処かいてぃが
ずうまんかいてぃが
髪ばきっじ衣んばきしすうがり居すが
ハレすうがり居すが
(ハヤシ) スウーリスウリヌヒャンナヌマチャガマヨ
(おいマチャガマはどこへ行くんだ?
どこへ行くんだ?
髪を整え 着物も着替えておしゃれしているが
おしゃれしているが)
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