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ガンガラーの谷『魂の音楽祭 マブイオトvol.1』

ガンガラーの谷の『魂の音楽祭 マブイオトvol.1』
世界を魅了するアコーディオニスト・cobaが、沖縄で洞窟ライブを11/21(土)開催する。ライブ会場は、おきなわワールドの向かい側にある『ガンガラーの谷』の洞窟カフェ『CAVE CAFE』。なぜ洞窟でライブが実現することになったのか? “魂の音楽祭(マブイオト)”の由来は? cobaさんからの熱いメッセージと、主催の『ガンガラーの谷』担当・高橋さんにもお話を伺ってみました。
ガンガラーの谷『魂の音楽祭 マブイオトvol.1』
すべてのはじまりは、今年の3月に、あるテレビ番組で沖縄を訪れていたcobaさんが、「洞窟でライブをしてみたい」と言った一言。それを見ていたガンガラーの谷関係者がうちしかない!と思い直接cobaさんのところへ連絡をとったとのこと。
ガンガラーの谷
何しろ、もともとガンガラーの谷『CAVE CAFE』があった場所は、昔から地域の方々が集い、歌ったり踊ったり、闘牛をしたりして楽しんだ場所。古代からの遺跡も発掘され続けている古層でもある。ここにまた人々が集い、魂の音を響かせたい。

cobaさんのほんの一言からはじまり、ガンガラーの谷の想いがそこに重なり、ひとつの自主企画を実現に向けて始動した。

ちょうど来年公開予定の映画『てぃだかんかん』(主演: 岡村隆史)の映画音楽を担当したcobaさんが、沖縄南部でのロケの合間を縫ってガンガラーの谷を訪れた。ガイド役を務めた高橋さんは「ただこの場所のことを伝えたかった」そして「感じてもらいたかった」とガンガラーの谷を案内したという。ガンガラーの谷の全貌を見たcobaさんがどんなインスピレーションを感じたのか、心から気持ちの入った“本気”のコメントをほぼ原文のままご紹介します。

coba「ガンガラーの谷を初めて訪れた日の衝撃を、僕は忘れません…。
2009年3月、僕のホームページに一通のメイルが届きました。そこには「沖縄で貴方に演奏してほしい場所があります。一度観においで下さいませんか」と、ありました。そのシンプルでそっけない文章は、なぜか僕の心に引っかかりました。
そしてその後、別な仕事で沖縄を訪れた際、レンタカーを借りて、その地を訪問しました。

そこは巨大なケイブ(洞窟)でした。ここで演奏したら、どんなにか気持ちがいいだろう…そんな思いが心をよぎりました。

しかし…僕がこの音楽祭を企画しようと思った強い衝動は、この直後に目撃したものによって与えられました。

そのケイブを抜け、暫らく歩くと、いよいよ『ガンガラーの谷』が姿を現し始めました。ガジュマルの巨木に鬱蒼とおおわれた森に、無数に点在する鍾乳洞たち。
その中には数百年前から続く子授け祈願の信仰対象として、地元の人々が通う鍾乳石。道の脇のあちこちには、まだ考古学者たちが発掘調査途中のブルーシートが敷かれたまま。
この太古が奇跡的に残された場所を、安易に観光化しないで保存しようという、オーナーの強い意思が感じられました。
そして僕が最も感動したのは、小道の脇にさりげなく点在するお墓でした。聞けば数百年前のもので、いずれもいまだに縁者の方々が集まり、墓に祈りをささげているとのこと。

ガンガラーの谷僕は雷に打たれたようなショックを感じました。
この谷は単なる観賞用の自然博物館ではなく、古代から現在まで、人々と共に生き、育まれてきた場所…祖先の魂が眠る聖所であり、今に生きる人々が自分の過去に思いを馳せる特別な場所なのです。
都会に暮らす僕らが失ってしまった“原点”のようなものを発見した気がしました。
“生きて死ぬこと”“過去の魂との交わり”“悠久の時間の流れ”“自然の中で生かされること”…そんな特別な場所で音を奏でることには、特別な意味が生まれるように感じられました。

“知る”ということは“責任を受け取る”ことです。
ガンガラーの谷で音楽を奏でることは、ここに眠る魂を尊び、我々を育む自然を畏怖すること。そしてそれは今に生きる我々が、共に生を喜び合う宴です。
『ガンガラー 魂の音楽祭 マブイオト』に関わるであろう方々は、出演者もスタッフも観客も、皆ガンガラーの谷から招かれているのだと感じます。

人生は出会いの魔法の連続です。超常現象など全く信じない不信仰者の僕が、こんな感覚を持つなんて…ガンガラーの谷に感謝です。

人と自然と音楽を愛でる宴、それが『魂の音楽祭 マブイオト』です。」(coba)


今回のコンサートのプロデュースもcobaさん自身によるもので、また『魂の音楽祭 マブイオトvol.1』の“vol.1”とあるのは、今回だけで終わらずこれからもこの音の祭典を続けて、みなさんに沖縄のこの大自然に捧げていきたいという気持ちの表れによるもの。

ケイブカフェガンガラーの谷・高橋さんも、「チケットの売れ行きは順調なのですが、なぜこの話をryuQの読者の皆さんにお伝えしたいのかというと、cobaさんの想い、そしてこの想いをもって『魂の音楽祭 マブイオト』を今年だけではなく、毎年、この場所で行っていくということを広く知ってもらいたくて、また、太古の先人たちから受け継いだこの場所を守り、伝えていくために、この場所をもっと知ってもらえたらと思って。」とのこと。

ぜひこの他にはない絶好なロケーションで、一流のアーティストによる魂の音楽祭“マブイオト”を、参加者のみなさんと一緒に心から楽しんでもらいたいとのことです。

ガンガラーの谷presents
『魂の音楽祭 マブイオトvol.1』(出演:coba)
 日時:2009年11月21日(土) 18:30開場 19:00開演
 場所:ガンガラーの谷/ケイブカフェ
    (おきなわワールド玉泉洞の県道はさんで向かい側【→地図】)
 料金:オールスタンディング 前売¥3,500 当日¥4,500
 プレイガイド:りうぼう(パレットくもじ8F)、TSUTAYA那覇新都心店
 主催:ガンガラーの谷
 協賛:35COFFEE、おきなわワールド

◎予約・問い合わせなど詳細は下記まで:
・ガンガラーの谷HP
→ http://www.gangala.com/
・マブイオト公式ブログ
→ http://mabuioto.ti-da.net/
(※売り切れてしまう前にぜひご購入をおすすめします。)

・地図は下記をご参照ください。


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Posted by ryuQ編集室 at 2009年11月06日   10:14
Comments( 3 ) 趣味・遊び・お得
この記事へのコメント
明日の11.8「革命的県民大会」のポスター見に来てね!

http://ryukyukaihou.ti-da.net/e2212216.html
Posted by 万民の天☆金正子万民の天☆金正子 at 2009年11月07日 05:57
とても、すてきな音楽祭でした。。
cobaさんの演奏も楽しく、大自然に畏敬の念をこめて。。


感謝です。

ps. kuwaさん、メールしましたよ。
Posted by ドリアミ at 2009年11月22日 03:54
ドリアミさん、こんにちは。
きのうもまた「会えると思っていました^^」には、毎度びっくりです。
(300人はいましたからね。)

メールで感想文もありがとうございます。
近日中(12月の第1週予定)に、cobaさんライブ&インタビューを
掲載予定です!

※次回ガンガラーの谷『ケイブ・カフェ』は、
 12/13(日)ですヨ。

夕方6時〜 洞窟カフェで朗読+洞窟壁面の写真スライドショーです。
ぜひお越しくださいね。

(12/13まで『ケイブ・カフェ』内にて、写真パネルも展示中です。)
Posted by KUWA(ryuQ編集部) at 2009年11月22日 11:42
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