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アルベルト城間さんが考案した夢の楽器“サンレレ”、構想10年でついに完成！
今年５月の『ギターフェス2009』でも話題となった注目の“サンレレ”とは、
ウクレレのボディー＋三線と同じポジションの棹、
３弦楽器で奏法が三線＋αという、
“ウクレレの音色がする三線”で、その音色に癒されます。

プロミュージシャンからの依頼で10年掛かりで製品化したのは、
三線メーカーの(有)マチダヤ・コーポレーション。
（国道58号沿い三線ショップ『開鐘屋』が直営店舗として販売受付中）
「音色にこだわり、素材をハワイまで仕入れに行ったりもしました」との事。
サンレレを生産する工場は、ハワイでも２年連続受賞実績のある
ウクレレ＆ギター・メーカーのT's Guiters。
ボディーとネック(棹)はマホガニー、指板はローズウッドと、
ギターに使われているものと同じ素材が使用されています。
(スタンダードモデル／パイナップルモデルの２タイプ。各定価８万円)


何よりも特徴的なのは、三線のような単音のメロディーを弾きながら、
和音(コード弾き)も簡単に奏でられること(そのハーモニーの美しいこと)。
そのほかにも、三線でいう「掛音」や「打音」ができるところがポイント。

また三線と同じように自分の声の高さに合わせて調弦できるため、
沖縄民謡の伴奏楽器として、単体としてはもちろん、三線との相性もよく
いろんな楽器との合奏もできるところが実践的。

まずは、サンレレと三線の共演による沖縄民謡『てぃんさぐの花』で、
その癒しの音色をお聴きください♪（↓下記画面をクリック♪）

動画から流れてくるのは、楽園のようなやすらぎの音色。
ハワイ＋沖縄をミックスしたようなハーモニーです。

ハワイと沖縄を融合したような音楽を歌っているプロの歌手といえば、
島さちこさん。(師匠は、ハワイアンギターの第一人者・山内雄喜氏)
「私は、三線よりも前にウクレレから始めたものですから、ずっとこんな楽器があったらいいなと言って望んでいたものが、今、こうやって目の前に実現していて感激です」と喜びいっぱいに語り、
サンレレをはじめて触れるのに、すぐに彼女のオリジナル曲『♪海の伝説』を、あっという間に弾き鳴らしていました。

「幼いときに聴いた子守唄のような、軽やかで優しい音色。
想いがぱっとすぐに歌にして乗せられるようなこのサンレレを持つと、
すぐ歌を口ずさみ弾いてしまう」といいます。


（動画で、サンレレの特徴をまとめてみました♪）

また、三線の名人・津波恒英さんにもサンレレを弾いて頂き、
ベテラン民謡としての率直な感想を伺ってみました。
「これは癒しの音だな。懐かしくて温かい。昔の歌ともマッチしていると思う。30年くらい前を思い出させるような不思議な音。三線のお供としても、これいいですね」と、サンレレの音色をすっかり気に入られたようで、
津波恒英さんお店『絹の家』(沖縄市与儀1191-2)でも
サンレレを本番で伴奏楽器として実際に演奏しているそうですよ。


プロのミュージシャン用の楽器としてだけでなく、
サンレレは、軽くて小さいので、三線の練習用としても良し。
ビーチパーティーやピクニック、ドライブのお供にも良し。
また、洋楽器が苦手なかたでも気軽に音楽と親しむことができる
“沖縄の新しい楽器”です。



■お問い合せ・ご注文は、
三線ショップ『開鐘屋』
(有限会社マチダヤ・コーポレーション)
沖縄県浦添市牧港5-5-5 グランシャリオ牧港102
（→地図はコチラ）
電話：098-877-3050
メール：info@okinawa2.com
ＨＰ：http://sanlele.jp/

（取材：桑村ヒロシ）