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2009年03月27日

ティンク ティンク・インタビュー

ティンクティンク
沖縄を代表するアーティストである“りんけんバンド”のリーダー・照屋林賢さんによるプロデュースから生まれた“ティンク ティンク”。
若手というイメージが強いティンクティンクも、もう結成から10年が経とうとしています。いまや沖縄を代表する女性ヴォーカルデュオの一翼を担うアーティストとして、さらに大きく羽ばたこうとしています。
そんな節目となる年に発売となったミニアルバム『珊瑚の子守唄』は、あの“吉本”のよしもとアール・アンド・シーから3月18日に発売となったメジャーリリース盤。タイトルチューンである「珊瑚の子守唄」がYTV(NYV系)「浜ちゃんが!」のエンディングテーマに起用されたり、沖縄県内に流れているCMソングも2曲収録されているほか、2007年に加入した三浦真弥さんにとっては初のCDでもあり、ティンクティンクにとって大きな意味を持つ一枚となりそうな予感が…。
そこでティンクティンクの宮城梓さん、三浦真弥さんのお二人に、『珊瑚の子守唄』についてお話を伺ってきました。

——今回リリースしたミニアルバム『珊瑚の子守唄』は、新生ティンクティンクにとっては初のCDとなるワケですが、どのような内容に仕上がっているのですか?

宮城梓:“ティンクティンク”というと元気な曲というイメージが強いと思うのですが、今回は5曲中バラード調の曲が3曲入っています。

プロデューサーである林賢さんも、いままでは“若いんだし、ハジけた感じで良いんだよ”という感じでしたが、このアルバムの製作に当たっては選曲の時点から、“別に元気な曲にこだわらなくてもいい。全曲バラードでも良いんだよ”と言っていました。

林賢さんの持つティンクティンクに対するイメージも変わってきたのかもしれませんね。

三浦真弥:いままでのティンクティンクとは少し違うイメージに仕上がっていると思います。

このミニアルバムは、ティンクティンクとして出したCDとしてはちょうど10枚目なんです(アルバム、シングル合わせて)。新生ティンクティンクとしては初のCDということもあって、記念すべき1枚と言えますね。

——タイトルチューンである「珊瑚の子守唄」は、バラエティ番組の「浜ちゃんが!」のエンディング曲であり、沖縄の海に10,000本のサンゴを植える「gooホームPROJECT」のテーマソングとして展開するなど、早くも注目を浴びていますね。

宮城梓:おかげさまで、「浜ちゃんが!」に関しては1クール(3ヶ月)のみの予定だったんですけど、評判が良いということでさらにもう1クール採用していただけることになったんです。

三浦真弥:この曲は、実はもう一年半前にレコーディングはしていた曲なんです。しかも曲が出来て一日、二日くらいですぐにレコーディングしたんですよ。

だからカラハーイのライブではずっと歌ってきていました。ライブではずっと歌ってきているので、レコーディングした頃とは歌い方も変わってきていますね。なのでぜひともライブで聴いて欲しいです。

宮城梓:そうですね。間奏部分では創作の琉球舞踊を取り入れて踊っているんです。聴いて、そして観て楽しんでもらえたら良いと思ってます。

——この曲は海に抱かれている感じで、とても心地良いんですよね。聴いていると、ついついウトウトしそうになっちゃいます(笑)。

宮城梓:あっ、寝ていただいてけっこうですよ、子守唄ですから(笑)。

三浦真弥:ライブでも赤ちゃんが寝てくれたら、“それでヨシッ”って(笑)。

——3曲目の「いつだって」、5曲目の「ひまわり」もCMのタイアップ曲ですよね。

宮城梓:そうですね。沖縄県内のCMで流れているので、地元のみなさんにも耳なじみの曲だと思います。

三浦真弥:街中ですれ違ったりするときに、“あっ、CMの人だ”って言われたりますね。

——では2曲目の「故郷」はどんな感じの曲ですか?

宮城梓: この曲はお客様から“聴くと泣きたくなる”って言われるんです。メロディラインや歌詞から、故郷や両親、友人などを思い出すみたいですね。

私は沖縄出身ですけど、真弥ちゃんは大阪出身なので故郷のことを思い出すんじゃないかなと思ったりします。

——4曲目の「真夏陽」がいかがですか?

三浦真弥:懐かしくて、切ない感じの曲ですね。メロディー、特にサビなどは耳に残りやすい曲なんじゃないかなと思います。これも故郷を歌った歌じゃないかなぁと思います。

宮城梓:真夏日、といっても夏の終わり、秋口に聴くといいなぁと思うんですけど、沖縄にはなかなか秋口がないので(笑)。一月に歌ってもおかしくない。沖縄には一年中似合ってると思います。

林賢さんの作る歌詞は、泣きたくなるような、感情をあおるような歌詞なんですよね。私たちは“林賢マジック”って呼んでますけど(笑)。

——これまでのティンクティンクとは少し違う感じとのことで、新しい方向性が見えてきているアルバムだと思うのですが、ティンクティンクをどういう風にしていきたいと思っていますか?

宮城梓:いままではPOPSよりな感じになって、歌い方で沖縄を感じてもらっていたと思うんですけど、いまはそこにまた沖縄に戻ってきている感じで。だから「珊瑚の子守唄」にも三線が入っていたり、間奏に琉球舞踊を入れたりして…。

私は沖縄の音楽を土台としてやっていきたいと思っているんですが、その自分の理想の音楽に近づいてきている感じがします。昔からある沖縄の音楽もしっかりやりながら、いろいろなことをやっていきたいですね。

みなさんが曲を聴いて、ホッとしてもらえるような存在になりたいです。

三浦真弥:POPSでもあり、沖縄音楽でもあり。ここ一年でライブでも民謡や古典を積極的に取り入れたりしています。

個人的にはもっと沖縄民謡を深く追求していきたいです。いま北京語を練習中なんです。ライブハウスのカラハーイにも中国からのお客様も多くなっていますし。ライブでも北京語で歌ったりもします。あと英語でも歌えるようになりたいですね。もっと国際的に活動できたらいいと思っています。

——毎週土曜日に沖縄ローカルでやっているTV番組「りんけんバンドさー」(RBC am11:00〜)でも、ティンクティンクのお二人はイイ味出してますね(笑)。

宮城梓:とってもゆるい番組なので(笑)、あまり力を入れずに観て欲しいですね。

三浦真弥:みなさんの悩みに応えますよ(笑)。

——では最後にメッセージをお願いします。

宮城梓:今回は…、あっ、今回も力作です(笑)。このアルバムは気持ちにゆとりを持てるような感じなので、みなさんが聴いてホッとしていただけたらなと思っています。3月29日(日)のタワーレコード那覇店でのレコ発ライブを皮切りに、4月には東京と大阪にも行きますので、ぜひ遊びに来てください。

三浦真弥:私にとっては初めてのCDなので、ドキドキワクワクしてとっても緊張しています(笑)。もちろんCDも聴いていただきたいんですが、私たちは毎週火曜日以外はだいたいカラハーイに出演していますので、ぜひライブを見に来て欲しいです。

結成以来10年という時間をかけて着実に成長・進化したティンクティンク。この10年という節目に、また新たな方向性を見せてくれるであろう彼女たちの活躍に今後も期待大です。
沖縄から全国へ。ぜひとも大きく羽ばたいて欲しいと思います。

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※りんけんバンドリーダー・照屋林賢インタビューはコチラ→
※りんけんバンドの歌姫・上原知子インタビューはコチラ→

(文: PORCO、写真+編集: KUWA)


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