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2008年06月12日

絶滅危惧種「琉球メダカ」は自然の象徴

琉球メダカ
沖縄市はコザ高校から高原十字路に向かい坂道を下りた辺りに「琉球メダカ」と書かれた看板がある。お邪魔したのはNPOブナガヤ・ヘリテージ・クラブ。こちらは沖縄で絶滅種と言われている琉球メダカの保存や養殖、そして琉球テーブル ビオトープとして琉球メダカのインターネット販売を行っているNPO団体だ。なぜ琉球メダカに関わるようになったのか…、代表理事の玉城錦栄さんにお話を伺いました。

琉球メダカが住む沖縄は今

「僕は潜りもするしサーフィンもする海人(うみんちゅ)で海も好きなんだけど、子供の頃から小さな泉とか水の流れ、湧き水のような場所がなんだか好きだったんですよ。当時はメダカもいたけど子供らの間では、あまりいないという理由でグッピーの方が価値は高かったかもしれない。

本土復帰が5歳の時だったんだけど、子供の頃にこの沖縄市もそういう生き物たちが住む場所がたくさんあって、例えば子供の国付近のサンエー含む島袋(現在の美島通り)周辺は、昔は一面湿地帯で、道だと思って歩いているとズボっと池に落ちたり(笑)。


子供の国の前の反対側(現在のファミリーマート裏)は、今もその名残がわずかだけ残っているけど“園田のたーぶっくゎー”と言って“園田の田んぼ”があった。そういうところを見て育ったんですよね。そして高校を卒業する頃には沖縄をバイクで走って、湿地帯や河川を周ってメモを取って調査を始めたんですよ。

例えば今のうるま市のサンエーのメインシティ辺り、あの辺はメダカが非常に多かったんですよ。」

その後も仕事をしながら各地域の自然について触れたり調べていくうちに、例えばヤンバルの小川に生息する生き物たちを調査したり、河川工事現場の在来魚類の救出をしたり、水質調査に関わるなどして県外のコミュニティーも広がっていった。

しかし年々 水辺に棲む生き物たちの環境が悪くなっていることはここ沖縄でも否定できないのが事実のようだ。それは河川に限らない事ではあるけれども。例えば外来種のグッピーは、その旺盛な繁殖率からメダカなどを駆逐し問題となっている。

メダカは“自然”の象徴

現在は地道に賛同者を募り、生き物たちが住む地域に目を向けながら、残された自然を維持するための活動を行っている。そのためにNPOブナガヤ・ヘリテージ・クラブでは別に会社を作り、県産の優良商品を開発したり販売することで、売り上げの一部を、年に数回行う子供たちを交えてのフィールドワークでかかる経費(子供たちへのオヤツとか交通費とか)や、生き物や事務所の維持のための資金作りに当てている。


NPOと言うと様々な考え方で設立されているが、こういった資金面で確立して活動する会社設立までの準備をし(ここでは会社設立については内容を割愛するが、個人でここまで行うというのはとても大変なことだ)、今のスタイルになるまで、かなりの年月を要していると感じつつ、またこのようなやり方で運営していく事は県内では珍しい試みではないだろうか、と感じた。

「昨年、本当は野性のメダカは絶滅すると思っていたんです。ところがわずかだけ残っていて、冬を越えたらそのメダカが育っているんです。でもこのままでは、今年で完全に野性のメダカは絶滅してしまう事になるはずです。」

確かに“琉球メダカ”は確かに珍しい生き物かもしれない。しかし玉城さんや会に賛同する方々が言いたいのはそういう事ではない。
「“おたまじゃくし”でも“てんとう虫”でも“グッピー”でもそれらは自然があることの象徴だと思うんです。」と言う。

地域で出来ることからはじめたい

「自然を残すためのスケールの大きなものは行政や企業が目を向ければいい。だけど身近なところにある自然については自治会・町内会などの地域の組織活動が必要だと思うんです。それが積み重なっていけば子供の頃に楽しかった自然をこれからの子供たちに引き継いでいくことができるでしょう?

僕は未だに大将、なんです。だからイベントに参加してくれた例えば地域の学童の子供たちが「たいちょー!」って声をかけてくれて、「よし、いくぞ!」って皆で自然体験をして触れ合うことで身近な自然を100年後も残していきたい。ほら、ドリフターズの長さんみたいな…そんな気持ちなんですよ。」

“ピュアなものを残したいけど変化していくものはそれで受け入れる”
“先人が感動したものは子供たちにも残したい”

自然や環境という地球の問題が議論される昨今、足元の自分たちの目の届く範囲をまずは地域で守っていこうと、そんな活動に賛同しているメンバーが、NPOブナガヤ・ヘリテージ・クラブ及び玉城さんと一緒に活動している。

問い合わせ:
NPO ブナガヤ・ヘリテージ クラブ
沖縄市大里1-9-30
TEL:098-938-8030
URL:http://www.bunagaya.net/

琉球メダカの販売:
テーブルビオトープ「琉球の泉」の販売URL:
http://www.bunagaya.net/shop/goods_1.html
http://www.bunagaya.net/shop/projectoshirase.html

(文+写真: YANTY藤原、編集: KUWA)

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この記事へのコメント
琉球メダカとほたるの泉お購入して1と月たちましたが 先週土曜日朝メダカ
に餌おやり、夕方帰りのぞいてみると、水がなくメダカが全滅こんな馬鹿な
事なぜ?と思いよくよく見ると入れ物に2カ所ひびわれ、こんな馬鹿な、事
 何かあてた覚えもないし、想いお聞きしたいのですが 自然にひび割れするようなことがありますか?
 
Posted by 北野 弘毅 at 2008年07月21日 07:01
北野様、お問い合わせありがとうございます。
NPO ブナガヤ・ヘリテージ クラブで購入されたものに関しましては、
ひび割れの件に関して、大変お手数ですが、
発売元のNPO ブナガヤ・ヘリテージ クラブ
TEL:098-938-8030
にご確認いただけますでしょうか。どうぞよろしくお願い致します。
Posted by ryuQ編集室 at 2008年07月21日 16:13
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