ryuQ HOME > ryuQ特集ページ

2008年01月22日

沖縄の年中行事を通じて 〜『鬼餅』の巻〜

沖縄の年中行事を通じて 〜『鬼餅』の巻〜
昨日ご紹介したryuQ100味シリーズの嘉手川学さんの記事にもあったように、沖縄で旧暦12月8日は『ムーチー』の日といわれます。

ムーチーは、地域によっては旧12月8日とは限らず、旧12月7日や9日にムーチーの行事を行う集落もあるようです。例えば、うるま市の平安座島では旧12月1日がムーチーの日なのだそうです。
ムーチー
多くの地域では旧12月8日に行われていますが、ではなぜその日に、そしてなぜ餅(ムーチー)なのでしょう。

宮城葉子さん沖縄の年中行事のムーチーとは“鬼餅(おにムーチー)”のこと。その“鬼餅”にまつわる伝説といえば、人畜を襲うような鬼になってしまった兄を、妹が餅を使って退治したといわれ、その日が旧12月8日だったという説があるそうです。

鬼(邪気)を祓い、健康と無病息災を祈願し、子ども達の成長を願ってムーチーを年の数だけ食べるところからも、沖縄版のもうひとつの節分ともいえるかもしれません。
ムーチーを年の数だけ食べる
米は、八十八という福の数を表し、そして稲には自然の力が宿り、それをいただくことで力をつけることは“鬼は外、福は内”に通じるものがあるようにも思われます。

食べたあとの月桃の葉を十字もして吊るすムーチーを包む葉にも意味があり、月桃(サンニン)を使います。殺菌作用があるほか、魔除けに効果あるということから、食べたあとは葉っぱを十字に結び、軒下に吊したそうです。

また“節”というのも、この旧暦12月8日は“ムーチービーサ”といわれ寒い日になることが多いことからも、先人たちは季節の変わり目=“節”を旧暦という地球のリズムに合わせて暮らしていたようです。

実際、季節や気候の変わり目は体調を崩しやすかったりしますものね。現在のカレンダー(新暦)では、地球の鼓動が感じにくいかもしれませんが、

沖縄では、例えば冬至の気候をトゥンジービーサといい、同様に“節”を感じながらその自然のリズムに調和させるように節目にあわせて暦があります。

そして現代も旧暦の行事が多く残され、形骸化せずにそれが受け継がれていることに注目です。

(取材協力:てぃーだぬやがま家(うるま市)、宮城葉子さん)
(文+写真:KUWA)

そして、沖縄の人気blogランキングはこちら


【ryuQ最新記事】
今月のryuQプレゼント!!


プレゼント情報をもっと見る>>

プレゼントの応募は下記の応募フォームからご応募ください。
※酒類のプレゼントへの応募は20歳未満の方はご応募できません。
応募フォームはこちらから

ryuQは携帯からでも閲覧できます!!
ryuQは携帯からでも閲覧できます!!
ブログランキング【くつろぐ】 ランキングはこちらをクリック!
人気ブログランキング【ブログの殿堂】
にほんブログ村 沖縄情報

この記事へのトラックバックURL

http://ryuqspecial.ti-da.net/t1938054
この記事へのトラックバック
正月と重なったムーチー。今年は省略しようかなと思ったんですが、結局1日がかりでせっせと作っちゃいました。
ムーチー作り2009【なんくる主婦の年中わーばぐち】at 2009年01月05日 12:31
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
 

Copyright(C)2009/ryuQ 特集ページ All Rights Reserved.