2007年08月24日
EPO・インタビュー『風と海と空と』[後編]

27年間通い詰めた沖縄に、10年以上かかって書いたラブレターのような歌『♪風と海と空と』がどのようにして誕生したのか。
そしてその新曲をまず最初に沖縄で披露したいという想いを、ロングインタビューで語って頂きました。
コンサート当日を迎えたEPOさんからのメッセージを、ryuQからお届けしたいと思います。

EPO:沖縄に大切なことを教えてもらったり、ありのままの私を迎え入れてくれた人たちに、感謝の気持ちを歌にして“自分らしいありがとう”を伝えたいなって思って、それでこの作品をずっと温めていたんですけど、でもなかなか完成しなかったんですよ。
当時は、どんな言葉を持ってきても、なんだか作為的だったりとか、ストレートな表現では無かったりとかしていて、そのまましばらく転がしていたんですよね(笑)。
きっと、自分の想いが熟成していった時に完成するんだろうなと思ったんです。

それから、FM沖縄の番組が終わったのが4年前だったのですが、そのあとはセラピストの仕事がはじまったもので、音楽の仕事と両方が忙しくなって、沖縄には音楽の仕事に行くというよりは純粋に旅人として遊びに来るようになっていった4年間でしたね。
その中で、いい意味で“沖縄と自分”との距離感。“沖縄にあって私に無いもの”などは、どういうものなんだろうかって考えたり。
今の自分の距離感の中で、沖縄の人たちに“ありがとう”を言うのに、自分のあり方としてどうバランスがいいのかとか、それがその4年間リゾートを過ごして沖縄を純粋に楽しむ中でなんとなく見えてきて、久しぶりに沖縄でコンサートをやろうかなって思いはじめた時に、
“あの時の歌をはやく完成させて、みんなに「ありがとう」をそのコンサートで伝えたい”と思ったんですね。
それでFM沖縄の人気番組『Happy Island』にゲスト出演する日の晩に、するすると歌が降りてきて出来上がっていったので、「あぁ、これは“歌ってもいいよ”“歌いなさい”ってことだな」って。あんなに完成するまで時間が掛かったのに、不思議ですよね。
——歌が生まれる時って、そういう“ひらめき”のインスピレーションから誕生したりするんですか?
EPO:そうですね。今回は、ようやく“歌に許された”というか、作品と場所(沖縄)に許されたようなそんな感じがしますね(笑)。
——それだけ大事にされている想いは、“沖縄へのラブソング”のようですね
EPO:そう思って頂けたら本当に嬉しいです。だから時間が掛かっちゃいましたね(笑)。“OK”が出るまで行けないという(うふふふ笑)。
——大事な手紙を書くときに、途中詰まるような?
EPO:ホントそんな感じです。言いたい想いがあまりにもありすぎて。
——そして沖縄が、次のページを開いてくれたようですね
EPO:旅をしている頃っていうのは、沖縄というリゾート地で過ごす事が好きだったんですけど、今は沖縄に来ていてもほとんどリゾートしていなくって、やっぱり人に会うために街に戻ってくるんですよね。人に会いにきてお話するのがすごく楽しくて。この場所が好きっていうのは人間がいる街だから好きだったりするのかなって。
——家族や同級生の住む島に会いにきているような、第2の故郷になろうとしているみたいですね。
その気持ちが新曲『♪風と海と空と』の歌の中からこぼれてくるようにも感じられます
EPO:本当に、第2の故郷って呼びたい感じですが、それが私の中では、きっと軽くないのかもしれませんね?
——音楽は爽やかに聞こえてきますよ
EPO:音はそうね。でも、私の気持ちの中ではとってもリスペクトの気持ちが大きくて。
——大きくて、CDには収まりきらないほどの気持ちなんですね?
でもそれを、大好きな人たちに“なんかちょっと恥ずかしいなぁ”って思われたくないですね。
すごく自然にふぅっと聴いてもらえたらいいなって。
——こんどのライブはそういった気持ちも表現されるんですか?
EPO:たぶん、そうなると思います。
それからまた私たちの活動は、沖縄でショーロクラブと一緒にやってきた年月も長かったので、そのグループの中で音楽性を高めてきたというのもあるので、今回はギターの笹子重治さんしかお呼びできないんですけど、いつかショーロクラブと一緒にステージで表現できたらいいなって思っています。
——最後に一言、読者の皆さんにメッセージをお願いします
EPO:4年ぶりのライブということもあって、皆さんも知っている『♪う、ふ、ふ、ふ、』『♪土曜の夜はパラダイス』『♪DOWN TOWN』『♪音楽のような風』など、そういう曲も交えながら、変容した音楽の世界も観て頂きたいと思っていて、ぜひ楽しみにしていて欲しいです。
(→[前編]をもういちど読む)

◎2007年8月24日(金)
EPO CD発売記念ライブ『風と海と空と』
4年ぶりの沖縄公演。この4年間のうちに、ミュージシャンとしての活動の他、
セラピストとしての活動も開始したEPOさん。
最初のMCでその事を「音楽も、カウンセラーとしても実は同じことで、
例えば、曲を1曲作るのも、“自分と向き合う”という意味では共通すると思っています」とコメント。

また、音楽と心についてのさらに深いお話については、9月上旬にはアンコールインタビューを掲載の予定ですので、どうぞお楽しみに!
◎EPO公式HP:
http://www.eponica.net/
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