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2007年07月24日

キジムナーフェスタ (レポートPart1)


21日(土)から28日(土)まで、沖縄市内各地で開催中の『2007 キジムナーフェスタ (2007 国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ)』に大注目!
これが決して子供向け限定ではなく、幼稚な世界とはまったく違って、大人が観ても十分に楽しめるものとなっているところ。
世界レベルの子供向けってこんなにも五感を刺激し、想像力を豊かにするものなのだと、とても関心させられます。
子供と一緒に来場した大人達のほうがびっくりするほど、世界の感覚にハッと目が覚めるような機会になること間違い無しです。どこかで忘れてきてしまった童心をここでわくわくしながら甦らせてみませんか?

まず、その国際色豊かなところに驚かされます。世界15カ国から集まってきた一流の46作品が9日間にわたって、この沖縄で繰り広げられているのです。それは、まるで芸術・演劇の国際サミットといっても過言ではないほどの内容。また、ここに集まってきたアーティスト同士も他国のパフォーマンスにお互い刺激を受け、いい影響をあたえ合い、そして国境を越えた交流が行われ、それぞれが自国での公演に招待しあうようにもなってきているといいます。

全作品をすべてここでご紹介したいところですが、とても全部はご紹介しきれません。
そこでそのうちいくつかを取り上げてゆきたいと思っていますが、まずは直接会場でご覧頂くのが何よりも一番だと思います。こんどの日曜日まで毎日開催中ですので、ぜひお出かけください。

それでもやはり平日はご覧になれない方や遠方のかたの為に、その一部をピックアップしながらキジムナーフェスタの魅力をレポートしていきたいと思います。

マリオネット・コンサート』(韓国/人形劇)
 (会場:中の町公民館)

どの会場も満席に近いところ、やはりこの『マリオネット・コンサート』も人気公演のひとつでした。何種類ものタイプの人形を使い、全身を使ってダイナミックに動かすものから繊細な操り人形など、また東洋・西洋を使い分け、音楽や踊りなどがいっぱいでテンポ良いステージの展開に、子供達の拍手も鳴りやまないほどでした。
中でも、4種類の打楽器を使った伝統のサムルノリでは、実際に人形の太鼓を叩いて本格的に演奏するなんて、そのパフォーマンスにもう釘付けでした。

インド舞踊『ブッダ』(インド/舞踊)
 (会場:沖縄こどもの国)

キジムナーフェスタには鑑賞対象年齢が書かれているのですが、それはあくまでも目安と思っていただいたほうがいいかもしれません。様々な国のアート表現を“言葉で”というよりも“感覚で”楽しめるものだからです。“感覚で体感”する異国の文化と歴史といえば、インド舞踊『ブッダ』もそうかもしれません。
様々なヨガのようなポーズをとる舞い。それがブッダの生涯をわずか1時間程で表してゆくのです。まるでブッダの教えを、ひとつひとつの舞いで印を結んで表現しているかのようでした。

ハムレット』(デンマーク/音楽劇)
 (会場:沖縄市立芸能館)

もうひとつ、原作が長編のもので有名な作品といえば、シェイクスピアの名作『ハムレット』。
それをデンマークの劇団デットリレトゥルネシアターが1時間ちょっとにまとめあげ、それだけではなく、役者がたった2名と演奏者2名の計4名だけで、様々な登場人物のすべての役を演じきるのです。
その演奏楽器はなぜか大きなウッドベースの2本のみ。舞台上の小道具は、たった一つの長いすだけ。
わずかそれだけで多くを表現できる彼らの魅力には、まだ英語がわからない年齢の子供たちにもしっかり通じているかのようで、舞台中いっしょに笑ったり、息をのんで静かに聞き入ったり見入ったり。
そう、子供達を飽きさせずに1時間も見せ続けられるって、実はとっても凄いことなんです。

以上は初日と2日目の演目だけでこれほど濃厚で充実した公演内容だったのですが、まだまだキジムナーフェスタの公演の一部分です。
次回予告としては、キジムナーフェスタを象徴する『子ども舞台作品』(おーいキジムナーほか)や、今年の新プログラムである『子ども絵本読みがたり』(平良とみ、Cocco、UA、市原悦子ほか)などなど、興味深い公演内容を続けてレポートしてゆきたいと思います。
みなさん、キジムナーフェスタの会場でまたお会いいたしましょう。
(つづく →その2) / →その3)

(取材協力:キジムナーフェスタ実行委員会)

※キジムナーフェスタ公式HPはこちら
http://www.kijimuna.org/

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