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2007年06月01日

宮古島の唄巡りシリーズ005『♪なりやまあやぐ』

なりやまあやぐ
宮古民謡界の若手唄者・砂川国夫と巡る宮古島の唄の旅シリーズ第五弾。
音声ファイル付きで宮古島の唄をご紹介するため、
宮古島の各地でフィールドレコーディングしてきたもので、
波の音、風の音、鳥の鳴き声など、空気感までそのまま収録してきました。
臨場感たっぷりと、どうぞお楽しみください。

なりやまあやぐ

(♪唄を試聴できます。※再生ボタンを押してください)

宮古島の唄シリーズ第五弾は『♪なりやまあやぐ』。
言わずとしれた宮古民謡の代表曲です。私が講師を務める
宮古民謡教室の課題曲の一つにもなっています。

1960年代にラジオ放送を通じてこの唄が沖縄本島で初めて紹介され、爆発的なヒットになったという伝説が残っており、
そのヒットによって元々3番までだった歌詞に新たな歌詞が加えられ、今の5番までの歌詞になったと言われています。

元々は別の歌詞がありそれが原曲と言われておりますが、あまりにも卑猥な内容の歌詞だということで今の歌詞に直され、
今日まで唄い次がれています。
そう言う意味で別名「新なりやまあやぐ」とも言われており、沖縄本島の「てぃんさぐぬ花」八重山の「でんさー節」と並んで沖縄の三大教訓歌(人に大事なことを教える唄)と言われています。

なりやまの意味については色々な説があり、一概にこれとは説明しにくいですが、ここでは縁があって一緒になった二人のうたというふうに書かせて頂きます。

宮古民謡の歌い手としてこれからも大事に唄わせて頂きたい唄です。

1. サーなりやまや なりてぃぬなりやま
すみやまや すみてぃぬすうみやま
イラユマーン サーヤヌ すみてぃぬすみやま

(1番と2番)
(妻(彼女)が夫(彼)に私とあなたは縁があって一緒になった仲です。
 だから大事にして下さい。常に気を使って下さい)

※注:歌詞を書くにあたって宮古の独特の発音である、“す”に“。”を付ける
   表記が出来なかった為、“ず”という表記にしてあります。


●砂川国夫さんのあららがまblog:
http://araragama.ti-da.net/

参考文献:
『解説付宮古民謡集』(平良重信・著)
『琉球列島 島うた紀行 第2集』(仲宗根幸市・著)

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